対人賠償保険と対物賠償保険を無制限とする理由
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標準的な補償内容についての記事でも紹介していますが、当サイトでは「対人賠償保険と対物賠償保険は補償金額を無制限」とすることをおすすめしています。
というよりも、対人賠償保険のうち99.3%は無制限の補償となっており、対物補償についても89.5%の契約が補償金額無制限となっており、対人賠償保険と対物賠償保険は無制限とすることは世間的に見て常識です。
対人賠償保険と対物賠償保険は無制限とする理由
世間的に常識だから無制限にした方が良いというのも少し無責任ですので、多くの人が対人賠償保険と対物賠償保険は無制限とする理由を説明します。
対人賠償保険と対物賠償保険は無制限とする理由は以下の2点です。
■対人賠償保障と対物賠償保険は無制限とする理由
- 対人、対物ともに高額賠償となった場合の金額が大きい
- 補償額を無制限としても保険料は大きく変わらない
対人、対物ともに高額賠償となった場合の金額が大きい
- 自動車事故は高額賠償になると1億円を超えることもある
最も大きいのは高額賠償となった場合の金額がとても大きく、一般人では自己負担できる額ではないという理由です。
対人賠償保険、対物賠償保険の高額賠償はともに1億円を超えることがあり、とても一般人には支払える額ではありません。
高額賠償事例の詳細は別の記事で紹介していますのでこちらを参照ください。
仮に5,000万円の補償をつけていて、6,000万円の賠償があったら1,000万円を自己負担しないといけません。
今文章で「5,000万円の補償に対して6,000万円の損害賠償で差額1,000万円」と書くと大したことのないように感じますが、実生活で1,000万円の借金を抱えることになったらと考えると、ほとんどの人が体験のしたことのない借金の額になりぞっとしますね。
貯金を1,000万円すると考えても、達成するのに何年もかかるということがわかると思います。
このようなことがないよう、高額賠償がある以上、補償もそれに備えるというのが基本で、補償を無制限とした方が良い最も大きな理由となります。
対物賠償補償は1,000万円までとされている方も一部いらっしゃいますが、対物での高額賠償は対人と同水準で3億円超の高額賠償もあります。対人賠償と同様に補償は無制限とするのが無難です。
補償額を無制限としても保険料は大きく変わらない
- 補償を無制限とすることによる保険料の差額は年間数百円程度
高額の補償が必要になるかもしれない点については先ほど述べましたが、補償額に対して保険料が大きく変わらないというのも多くの人が対人賠償・対物賠償保険を無制限としている大きな理由です。
上述した通り対物賠償保険については1,000万円を上限としている方も少なからずいるようですが、上限を1,000万円としても無制限としても保険料は年間数百円程度しか変わりません。
高額賠償に数百円で備えられるのであれば、黙って無制限にしておこうというのが多くの人の判断なのかもしれません。
当サイトでも万が一の時の賠償額の大きさと、無制限にすることによる保険料への影響の小ささから、対人・対物はともに無制限としておくことを強くおすすめします。
多くの人が自動車保険の保険料を安くしたいと思っていると思いますが、保険料を安くするなら対人賠償、対物賠償の補償を削るのではなく、無駄な特約をなくしたり、割引を活用したり、複数の保険会社の保険料を比較するのが賢明です。
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