交通事故の損害賠償を決める過失割合と過失相殺の意味

公開日:2015年10月23日

損害賠償における考え方の基本として過失割合と過失相殺があり、事故の損害賠償を考える上ではこれらの言葉の意味や基本的考え方を理解しておく必要があります。

本記事では、過失割合と過失相殺の意味や考え方について紹介したいと思います。

過失割合とは

交通事故による損害賠償額は発生した損害額と事故の過失割合で決まることになります。

過失割合とは起きた事故の責任をどちらがどの程度悪かったかを示す割合です。

  • 過失割合は事故の責任がどちらにどれだけあるかを割合で示したもの

同じくらい悪ければ50:50ですし、すべてどちらか一方の責任であれば100:0となります。

実際は、信号無視やセンターラインオーバーなど、よほどのことがない限り通常の事故ではどちらか一方だけが悪いということはありません。


過失割合の基本的考え方

  • 過失割合は過去の判例をもとに決められる
  • 道路交通法を守っている方の過失が小さくなる
  • 車の種類や立場の弱い者の過失が小さくなる

過失割合は過去の似たような事故の判例によって決まるのが一般的で、たとえば信号のない交差点で直進車と右折車が事故を起こした場合は多くの場合直進車が20%、右折車が80%の過失割合となります。

もちろん全く同じ事故というのはあまりないので、事例により異なるケースがありますが、様々な過去の事故から過失割合は決まると覚えておきましょう。

基本的な考え方として、道路交通法を守っている方の過失が小さくなり、また車であれば大型車より普通自動車が、普通自動車よりも二輪車の方が過失が小さくなる。

立場の弱い者の過失割合ほど小さくなるという考え方ですので、車と歩行者や自転車の事故であれば歩行者、自転車の過失割合は小さくなり、車の方が過失が小さくなることはほとんどありません。

また同じ歩行者でも老人や子供などは特に過失割合が小さくなります。


過失相殺とは損害額から自分の過失分を差し引くこと

過失割合が決まったら、損害額を過失割合に応じて支払われる保険金が決まることになります。

自動車保険では過失分を支払い保険金から差し引く過失相殺の考え方をとります。

たとえば損害額が100万円の事故で、過失割合が70:30であれば、自分の過失分70%は差し引かれて30%分の30万円が相手の保険会社から支払われます。

一方、自動車同士の事故で相手にも50万円の損害が発生していた場合は相手の過失分30%を差し引いて35万円が自分の保険会社から相手に支払われます。

このように損害額から自分の過失分を差し引くという考え方が過失相殺であり、自動車保険の保険金支払いは過失相殺されて支払われます。

■過失相殺のイメージ
kashitsusousai

例外として、自賠責保険の保険金に限って被害者の過失が70%未満であれば保険金は全額支払われることになっています。自賠責保険が被害者救済の観点である保険のためこのようなルールになっています。

  • 交通事故の損害賠償額は損害額と過失割合によって決まる
  • 過失割合とは事故の責任がどちらにどれくらいあるかを表している
  • 過失割合は過去の判例をもとに決められる
  • 支払保険金は損害額から過失割合分が差し引かれる「過失相殺」がされる


3台以上の車で事故を起こした時の過失割合

3台以上で事故を起こした場合は、損害が発生した箇所をその損害を発生させた車の運転手が支払うことになります。

つまり3台以上でも過失割合によって損害額をそれぞれが負担をすることは変わらないので、過失の責任があるドライバーが損害額を負担することになります。

3台以上の事故で多い玉突き事故を例に考えると、3台の車が走行中に1、2番目の車がきちんとブレーキを踏んでいるところに3台目が突っ込んで玉突き事故となり、1台目、2台目の車が損害を被った場合、物理的に1台目の車を傷つけたのは2台目の車だとしても損害賠償責任を負うのは3代目の車になります。

また2台目の車が突っ込んで1台目の車を傷つけ、さらに3台目の車が突っ込んで2台目の車を傷つけた場合は、2台目の車の後方部分の修理費用は3台目の車のドライバーが、1台目の車の修理費用と2台目の車前方の修理費用は2台目の車のドライバーが負担することになります。

それぞれの過失割合を考えることになるので若干複雑にはなりますが、基本的な考え方は発生した損害のうち自分の責任分の損害賠償を負担するということで変わりませんので、2台で事故を起こした場合と同じになります。


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