自動車の盗難件数の推移とよく盗難される車種と車両保険
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マイカーを持つと、事故と同じくらい怖いのが盗難の被害です。
日本における自動車の盗難事件の推移は以下のようになっています。
■自動車の盗難件数の推移
出典:日本損害保険協会
2012年の盗難件数は21,070件となっていて、直近のピークである2003年の64,223件と比較すると3分の1近くまで減少していることがわかります。
ただ、不安をあおるわけではありませんが、減少はしているものの日本国内で2万件を超える自動車盗難事件が発生しているという点を重く受け止めて注意しなければいけません。
キーなし盗難も15,584件あるので自分が気を付けていても盗難事件の被害者となることは十分に考えられます。
また、500台以上盗難にあった車種はトヨタのハイエース、ランドクルーザー、セルシオ、クラウン、プリウス、三菱自動車のキャンター、いすづのエルフと高級車が多いです。
高級車や新車に乗っている人たちは一層注意が必要です。
必要に応じて車両保険に加入する
自動車保険の中で車両の盗難時に補償がされるのは車両保険です。
車両保険は加入しておくと安心ですが、保険料が割高なため未加入の方が半数近くいます。また当サイトでも車両保険については必須ではなく保険料と相談しながら必要に応じて加入するという程度で良いと考えています。
車両保険には一般形とエコノミー型があり、盗難についてはどちらでも補償の対象となりますので、盗難だけが気になるという方は最低限保険料の安いエコノミー型でも良いと思います。
- 自動車の盗難事件はピークの3分の1程度に減少
- 新車、高級車の盗難件数が多い
- 車両保険は一般型、エコノミー型ともに盗難時には補償対象
イモビライザーと自動車保険の割引
自動車の盗難を予防するための装置として、イモビライザーがあります。
イモビライザーとは電子キーのことで、従来のひねって鍵をかけるキーではなく、リモコンのボタンを押すことでロック解除したりエンジンをかけることのできるキーです。
鍵穴がないことで車上荒らしの被害を予防する一定の効果のある安全装置の一つです。
イモビライザーを搭載している車で自動車保険(車両保険)に加入すると、イモビライザー割引として保険料が割引されることがあります。
- イモビライザーは電子キーのことで、リモコンでキーロックができ、盗難リスクを下げる安全装置
自動車保険は事故などが起きるリスクに応じて保険料が設定されるため、車上荒らしや車の盗難のリスクが減少するイモビライザー搭載車の保険料が割引されるのはある意味当然ですね。
数年前までは高級車だけに搭載されているイメージのあったイモビライザーですが、年々普及が進み平成23年には出荷された車の70.8%がイモビライザー搭載車となっています。
ほぼ100%搭載となると、エアバッグ割引のように搭載が当たり前になり割引が廃止されるかもしれませんね。
犯罪者側も進歩していってしまうのでいたちごっこで、最近ではイモビライザー搭載車でも盗難の被害が出ており、イモビライザー搭載車であれば安全というわけではありません。
それでも盗難のリスクを一定程度小さくする効果はあり、車両保険の保険料も安くなりますので、車を購入する際にはチェックしておきたいポイントであるといえます。
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