シートベルト着用有無で自動車事故の致死率は約14倍、車外放出率は約15倍
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シートベルトの着用率は運転席、助手席は90%以上が着用していますが、後部座席の着用率は一般道では30%台と低水準であるという調査結果が出ています。
改めてシートベルト非着用の危険性を理解する上で、シートベルトの着用有無で万が一の事故の際の致死率と、死亡事故につながりやすい車外への投げ出し(車外放出)の割合を見ていきたいと思います。
シートベルト非着用による致死率は約14倍、車外放出率は約15倍
警察庁が調査したシートベルトの着用有無別の致死率と死亡事故の際の死者のうち車外放出者の割合は以下の通りです。
■シートベルトの着用有無別の致死率と死者のうちの車外放出者の割合
内容 | 着用あり | 着用なし | 倍率 |
---|---|---|---|
自動車事故による致死率 | 0.15% | 2.06% | 約14倍 |
事故死亡者中の車外放出者の割合 | 1.2% | 17.8% | 約15倍 |
自動車事故による致死率は着用者が0.15%であるのに対して、非着用者は2.06%と約14倍にもなっていることがわかります。
また自動車事故ででた死亡者のうち、車外放出者の割合はシートベルト着用者が1.2%であるのに対して、非着用者は17.8%と約15倍になっていることがわかります。
この結果からシートベルトを非着用であることで、車外への投げ出しが増え、結果として致死率が高まっていることがわかります。シートベルトの非着用がいかに危険か明らかです。
座席別に見ると以下のようになります。
■座席別シートベルトの着用有無別の致死率と死者のうちの車外放出者の割合
出典:警察庁「シートベルト使用有無別交通事故関連統計」
前方の運転席、助手席がシートベルト非着用の場合に致死率が高いのは当然ですが、後部座席も同様に死亡するケースはあり、車外に投げ出されて死亡するケースが多いことがわかります。
シートベルトをしておけば死亡する確率を下げられることだけは間違いありません。
- シートベルトを着用しないと事故時の致死率が約14倍にもなる
シートベルト装着義務違反の違反点数
シートベルトは運転席、助手席はもちろん、後部座席でも高速道路では着用を義務付けられています。
着用していないところを見つかると、シートベルト装着義務違反となり、違反点数1点、反則金なしの罰則があります。
■シートベルト装着義務違反の違反点数
- 違反点数:1点
- 反則金 :なし
道路交通法違反の中では軽い罰則規定になっていますが、ゴールド免許は確実に遠のきます。
シートベルト不着用でゴールド免許を失うのももったいないので、しっかりシートベルトは着用しておきましょう。
今は運転席、助手席のシートベルトをしない人はまずいませんが、あまり車に乗らない人が助手席に座った時にシートベルトをしていなかったということも聞きますので、ドライバーは自分だけではなく同乗者全員に気を配っておくと安全ですね。
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