知人に借りた車で事故をしたが自分の保険が使えた

借りた車で事故を起こしてしまった場合に自分の保険が使える場合です。

引っ越しのために友人のワンボックスワゴンを借りて運転をしていました。

荷物を結構積んでいたこともあり、後ろが見づらいと感じていましたが、近い距離だからと我慢して運転していました。

少し休憩というところで入ったファミレスの駐車場で駐車しようとしたところで、後ろの車との距離感がつかめずそのままぶつかってしまいました。

どちらも大した傷ではありませんでしたが、持ち主の方を探して誤り修理に出すことに。知り合いの修理工場に頼んで修理をしました。かかった費用は両方の車で5万円弱でした。

痛いと思いつつもすべて自分のミスですので、支払おうと思いましたが、保険を調べているうちに自分の車の保険に他車運転危険補償特約が付いていることがわかりました。

使用することで対人、対物賠償の補償はされるとのことでしたので、相手の車の修理費用は保険から出そうとのこと。

ただ、保険を使用すると等級が下がってしまうということで結局使いませんでしたが、今後はもっと早く他車運転特約を検討しようと思いました。

知人の車を借りる際に注意すること

知人の車を借りる場合、事故を起こした時に車の持ち主が加入している自動車保険で補償がされるのかチェックする必要があります。

自動車保険は記名被保険者以外の人が運転している場合でも補償がされるのが一般的ですが、運転者限定割引などで、補償される人を制限している場合には損害額を自己負担しないといけません。

無保険状態で公道を走ることがないように、他人の車であっても自分で確認をする必要があります。

また車を貸してくれる人の自動車保険で自分が補償されたとしても、自動車保険は使用すると等級が下がり、翌年以降の保険料が値上がりするので、他人の車を運転する際には自分で補償を用意しておくのが賢明です。

等級が下がることによる保険料の値上がりは大きいので、保険を使えたとしても保険を使った人の負担が大きく、後に関係がぎくしゃくしてしまう場合もあります。

自分の事故で相手に迷惑を書けないためには、自分の保険で他車運転特約をつけたり、ドライバーズ保険などに加入しておくと、自分の保険で補償を用意することができます。

■知人の車を借りる際に注意すること

車を借りる際に、自動車保険は車の持ち主の保険を使うか、借りる人が用意した保険を使用するかですが、いずれにせよ無保険で行動を走ることがないように何らかの措置を講じておきましょう。