高速道路の死亡事故が増加している原因とシートベルト着用有無
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自動車を運転していて最も死亡事故につながりやすい場所の一つが高速道路です。
本記事では高速道路での事故件数と死者数の推移を見ていきます。
まず2003年から2013年までの高速道路の死亡事故件数と死者数の推移は以下の通りです。
■高速道路の死亡事故発生件数と死者数の推移
出典:政府統計の総合窓口
高速道路の死亡事故件数は増加傾向
2013年の高速道路での死亡事故は事故件数が208件、死亡者数が227名となっており、ともに前年をわずかに上回る水準となりました。
実は事故数、死亡者数ともに増加傾向は続いており、2009年ごろを底に5年連続で増加しています。
原因の一つとして考えられるのがシートベルトの着用率です。
以下はシートベルトの着用有無別の死者の推移です。
■着用有無別の死者の推移
出典:政府統計の総合窓口
これを見ると死亡者が増加した2009年(平成21年)頃からシートベルト非着用の死者が増加していることがわかります。
シートベルトの着用率自体は90%台半ばで安定していますが、後部座席のシートベルト着用率は7割弱と運転席、助手席の着用率と比較すると大きく下回ります。
別記事でも紹介していますが、後部座席のシートベルトは2008年から義務化されていますが、着用率が運転席・助手席ほど上がってきていない現状があります。
実際に死者数も後部座席同乗者の増加が最も大きくなっており、後部座席のシートベルト着用有無が死亡者数に影響を与えていることがわかります。
シートベルトを着用していないことによって、死亡率が格段に高まる車外へ放り出される車外放出される可能性も高まりますので当然といえば当然ですね。
シートベルトの着用については警察に捕まらないからとか、違反点数があるからという理由でつけたりつけなかったりするものではなく、自分や同乗者の危険から守るためにするものです。
万が一の時のために同乗者同士で声を掛け合えるくらい、後部座席のシートベルトが浸透することを切に望んでおります。
- 2013年の高速道路での事故による死亡者数は227名
- 後部座席のシートベルト非着用の死者が増加している
高速道路でのシートベルト着用が義務付けられている座席
高速道路ではすべての座席に座る人がシートベルトの着用を義務付けられています。
運転席、助手席はもちろん、上述した通り後部座席についても2008年から高速道路でのシートベルト着用が義務付けられました。
- 高速道路でのシートベルト着用が義務付けられている座席は「全ての座席」
後部座席は一般道でのシートベルト着用は義務づけられていませんが、運転席と助手席が高速道路におけるシートベルトの着用義務化から数年で一般道での着用を義務付けられたことから、後部座席についても数年内に一般道での着用義務化が予想されます。
一般道、高速道路関係なく、すべての座席でシートベルトの着用が義務付けられる日が来るのも目前なのかもしれませんね。
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