臨時運転者担保特約の補償内容と必要になる場面
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運転中に急に体調が悪くなった場合や飲酒をしてしまった場合、代わりの人に運転をお願いすることもあると思います。
しかし自動車保険の運転者年齢条件を設定していて、代わりに運転してくれる人が実は年齢条件を外れた人だと補償を受けられなくなってしまいます。
とはいえ、いつか車を運転してもらうかもしれないから年齢条件を広く取って、高い保険料を支払うのも馬鹿らしいことです。
このような時に活用できるのが臨時運転者担保特約です。
臨時運転者担保特約の補償内容
- 臨時運転者担保特約は年齢条件から外れる運転者が事故を起こした場合も補償対象となる特約
臨時運転者担保特約は付帯させていると、運転者の年齢条件を設定している車を、年齢条件から外れる人が運転をして事故を起こしても補償をしてくれる特約です。
「臨時運転者」とは誰なのかというのが気になる人もいると思いますが、以下の人たちを除いた人が臨時運転者となります。
■臨時運転者の対象外となる運転者
- 記名被保険者
- 記名被保険者の配偶者(内縁も含む)
- 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族
- 上記が営む業務に従事中の使用人
記名被保険者やその家族、または従業員の人たちは常識的に考えて、臨時に運転をする人たちではないはずなので、臨時運転者担保特約の対象にはならず、これらの人が運転をする場合は運転者に合わせた年齢条件をきちんと設定する必要があります。
臨時運転者担保特約があるから子供は年齢条件から外して、いざ事故が起きてしまったら臨時運転者担保特約の補償対象とするという抜け道的な使用はできないようになっているのですね。
臨時運転者担保特約があることによって、年齢条件を30歳以上としている人でもゴルフの帰りに20代の後輩に運転を頼むということも安心してできるようになるのですね。
補償はされるけど、事故を起こすとその分保険料も上がる
臨時運転者担保特約を付帯させていて、臨時の運転者の事故で保険を使用する場合、当然等級はダウンして翌年以降は保険料が値上がりすることになります。
2013年の新等級制度により事故有係数が導入されており、事故を起こした人はダウンした等級分の年数は同じ等級でもより不利な割引率割増率が設定されることになっていて、事故を起こすことによる保険料の影響は大きくなっています。
他人が起こした事故で自分の保険の保険料が値上がりするのは、やはり気持ちの良いものではありませんし、今後の人間関係に悪い影響を及ぼす可能性もあります。
そのため自動車を借りる方も貸す方も万が一に備えて、保険は自分で用意するというのが賢明な選択といえます。
とはいえ、万が一の補償に備えることができる臨時運転者担保特約は心強いものですので、人に車を貸して運転をしてもらう可能性がある人は付帯させることを検討しておくと良いと思います。
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