事故を起こして等級が下がったから新規契約にして等級をリセット
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事故を起こして保険を使用した場合、次回以降の等級が3段階下がることになりますが、等級が悪くなってしまった時に等級をリセットする術はあるのでしょうか。
結論から言うと、ありません。
5級以下の悪い等級を引き継がないようにするには解約してから13か月後に新規契約するしかない
等級は前契約から8日以上過ぎると等級が引き継がれません。
これを悪用して、事故を起こして悪くなってしまった等級をリセットしようとする方もいますが、上記は原則であり前契約が5級以下の等級であった場合は例外となっています。
5級以下の等級の場合は前契約の満期日・解約日から13か月がたつまでは新規契約はできず前契約の等級が引き継がれます。
13か月自動車に乗らないという方であれば解約してから13か月経過を待つことで実質等級をリセットできますが、1年間以上、自動車を使えないというのは保険料の増額以上につらいことであまり現実的ではありませんね。
以前の等級を偽ってもばれる。告知義務違反で即解除となることも
また、別の保険会社であれば以前の等級はわからないと思って、新規契約の申込時に以前の等級情報を偽って申告する方もいますがこれも無駄です。
すべての保険会社は損保VANというしくみを通じて、契約者の等級情報を共有しています。そのため等級情報を偽って契約できたとしても保険会社は契約者の前契約の等級をチェックしていますので契約後しばらくするとばれます。
前契約の等級は必ず聞かれる項目で告知義務のある項目です。偽って申告していたとなると告知義務違反で解除事由にあたり、即解除ということもありえます。
今後自動車保険に加入できるかどうかにも影響しますので本当にやめましょう。
等級が上がるのを待つのが唯一で一番よい道
等級は事故率を保険料に反映させて各自が適切な保険料を負担するという趣旨のもと考えられている制度です。
事故を起こしてしまったということは再度事故を起こす可能性が高いとみなされ保険料があがるのは仕方のないことです。
保険料の支払いが増えることは残念ですが、事故を起こしてしまったことを反省して無事故運転を続けて等級が上がるのを待ちましょう。
事故有係数による保険料への影響
事故を起こしてしまって保険を使用すると、事故有係数という割引率が適用され、同じ等級でも保険料が割高になります。
割引・割増率は保険会社、等級ごとに異なりますが、事故有と無事故では割引率に20%程度の違いがあります。
そのため、仮に年間保険料が10万円だとすると2万円程度保険料が変わることになります。
事故有係数はダウンした等級年分、抜けることが出来ないので、3等級ダウン事故なら3年、1等級ダウン事故なら1年間は無事故を続けないと無事故係数には戻れません。
年間保険料で2万円増額したとすると、3年間で6万円多く支払うことになります。
無事故であった場合には等級が上がって、保険料の割引額が増えていくことを考えるともっとその差は大きいと考えられます。
このように、保険を使用することによる保険料への影響はかなり大きく、今後もさらに厳しくなることが予想されますので、事故を起こさないことはもちろんですが、事故を起こしてしまった場合にも、保険を使用するべきかを考える必要があります。
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