保険期間中の「中途切替」の注意点と等級の引継ぎ
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自動車保険を解約して新しい保険会社へ乗り換えればよいので保険会社の変更はできます。
解約日から7日以内に新しい保険の始期日を設定すれば旧契約の等級も引き継ぐことができます。
このような契約形態を中途切替と言います。
保険期間の途中で保険会社の変更をする場合の注意点
中途切替の場合いくつか注意点がありますので、以下に注意して切り替えの手続きをするようにしましょう。
■保険期間の途中で保険会社の変更をする場合の注意点
- 解約返戻金は完全な日割りの按分ではない
- 解約日と始期日に注意が必要
- 1年内の無事故実績がリセットされ等級の積み上げが遅くなる
解約返戻金は完全な日割りの按分ではない
自動車保険の中途解約をすると、契約期間の残日数に応じて保険料の返還があり、これを解約返戻金と言います。
解約返戻金は契約期間の残りの日数をもとに計算がされますが、完全に日割りで保険料が戻ってくるわけではありません。
例えば、10万円の年間保険料を支払っていた保険を期間半年ちょうどで解約しても5万円が戻ってくるのではなく、4万円数千円のように一部の金額が戻ってきます。
解約返戻金をもとに新たな保険に加入しようと考えている方は考慮しておきましょう。
解約日と始期日に注意が必要
また、次の自動車保険の始期日にも注意する必要があります。
上述した通り、契約中の保険から新保険へ等級を引き継ぐことができますが、それは解約日から7日以内に新契約の始期日を設定するという条件があります。
8日以上空いてしまうと新規契約と同じ6級からのスタートとなってしまい、今までためた等級がリセットされてしまうので気をつけましょう。
既存契約の解約日と新契約の始期日両方を合わせる必要があります。
手続きが面倒に感じるかもしれませんが、等級のためですので注意して手続きを進めましょう。
1年内の無事故実績がリセットされ等級の積み上げが遅くなる
また忘れがちですが、1年内の解約の場合、契約期間中の無事故実績を引き継いで新契約の契約期間中に等級アップということはできません。
たとえば2013年4月1日に加入した保険を2013年8月1日で解約して、同日付けで新たな自動車保険(2013年8月1日-2014年8月1日)を契約したとします。
この場合等級が上がるのは2014年8月1日で次回更新日となります。つまり2013年4月1日からの4か月間の無事故実績はなくなったも同然となりますのでその点にも注意が必要です。
- 契約期間中に保険会社を変更することは可能
- 解約日から7日以内を新契約の始期日とすれば等級の引継ぎも可能
- 解約返戻金は日割り計算されて戻ってくるわけではない
- 1年内の無事故実績は引き継がれない
中途切替と満期切替はどちらがお得か
自動車保険の中途切替について見てきました。契約期間中に新しい契約を結ぶ中途切替に対して契約を満期まで全うしてから新しい契約に切り替えることを満期切替と言います。
保険料の観点からどちらが得かというと新しい契約の保険料がよほどお得でない限りは満期で切り替えた方がお得になります。
上述した通り、満期で切り替えをするとその年に事故を起こしていなければ、契約の切り替え時に等級が一つ上がり保険料がお得になります。等級が一つ上がることによる保険料への影響は等級や保険会社によって異なりますが、1等級上がることによって大体3~5%の保険料が安くなります。
保険料がお得な保険会社を見つけたとしても満期まで待って切り替えをする方がお得になります。
等級が最上級であったり、その年に事故を起こして保険を使用して等級が下がることが確定している人であれば中途切替でも問題ありませんが、それでも中途切替でも不利にならない程度です。
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