等級がアップしても保険料が安くならず逆に翌年以降上がる場合
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自動車保険は無事故でその契約年度を終えると、翌年は等級が上がって保険料が安くなっていくというのが一般的です。
ですが、等級が上がってさえいれば必ず保険料が毎年安くなるかというとそうではありません。
もちろん等級が上がることで保険料の割増引率は上がっていきますが、保険料を決める要因はそれだけではなく、その他の部分が値上がりすれば等級が上がっているのに保険料は高くなるということもあります。
翌年以降保険料が上がるケース
翌年以降保険料が上がるケースとして主に以下のようなケースが考えられます。
■翌年以降保険料が上がるケース
- 車種、使用目的、年間使用目的が変更になる時
- 料率の見直しがあった時
- 前年に新規契約時の割引がある場合
車種、使用目的、年間使用目的が変更になる時
まず契約する自動車の車種や使用目的が変わった場合です。
自動車を買い替えたり、日常利用だった車を通勤通学に使用することになったということは良くあることです。
前年の保険料の前提となっていた条件が変更になった場合は、等級が上がったとしてもベースの保険料が上がって結局の支払い保険料が上がります。
これは保険料のベースとなる項目であればすべて考えられるので、免許の色や住所が変わったような場合も保険料が上がる可能性があります。
料率の見直しがあった時
また、自分の条件が変更なくても保険料が上がる可能性もあります。
保険会社では保険料を決める際に車種や車の型式ごとに事故率などをもとに保険料率を決めています。
この保険料率は毎年見直しを行っていますので、自分の車の型式で事故が多かったりすると保険料率が上がり、結果的に保険料も上がるということがあります。
もちろん料率の見直しの結果、保険料が下がることもあるので一概にマイナスではなく保険料が変動するリスクがある程度にとらえておくとよいと思います。
保険料率以外にも保険会社側で保険料の計算式を変更したり、商品性を変更した結果保険料が上がったということもあります。
前年に新規契約時の割引がある場合
自分の契約状況、保険会社側の保険料計算方法の変化以外にも保険料が上がる可能性があります。
それは現時点の契約でインターネット割引などを受けている場合です。
インターネット割引の中には新規申し込みの初年度は大きく割引がされていますが、2年目以降は割引率が小さくなるものもあります。
1年目に大きく割引されていた割引率が2年目以降小さくなり結果として保険料が上がるということですね。
初年度の保険料だけを見て契約するとこのような落とし穴にはまる可能性があります。
初年度の保険料だけでなく、2年目以降もインターネット割引が初年度並にお得かという観点で比較しているとSBI損保やイーデザイン損保、セゾン自動車などを選ぶことができるので最初の契約時はこれらも含めて比較する必要があります。
せっかく等級が上がったのに保険料が高くなってしまってはがっかり感が強いですし、2年目以降保険料が上がる保険に加入する場合も「2年目以降は保険料が上がるんだ」ということを加入時点できちんと理解しておくことで自動車保険への満足度は大きく変わってきます。
自動車保険は本当に複雑で1社だけの見積もり結果を見ても、補償内容、保険料が適切かということは見えづらいので複数社の見積もりを取っておくことが重要です。
- 前年無事故で等級が上がっても保険料が高くなることはある
- 自分の車の車種や使用目的が変わると保険料が高くなることがある
- 保険会社の保険料計算の変化で保険料が高くなることがある
- インターネット割引の1年目の割引率が大きいと2年目以降保険料が高くなる
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