共済から保険会社への乗り換えで等級が引継げる場合

公開日:2015年10月15日

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共済に加入している方が民間の保険会社への自動車保険の乗り換えを検討している場合、最も気になるのが等級の引継ぎです。

等級が引き継げるかどうかは加入している共済の種類や乗り換え先の保険会社によって異なります。

保険会社によりますが、等級の引継ぎが可能なのは以下の6共済です。

  • 全労済(全国労働者共済生活協同組合連合会)
  • JA共済(農業協同組合)
  • 共済連(全国中小企業共済協同組合連合会)
  • 全自共(全国自動車共済協同組合連合会)
  • 日本再共済連(日本再共済生活協同組合連合会)
  • 教職員共済

現在加入中の共済が上記6共済であれば保険会社によっては等級の引継ぎが可能です。

特に全労済、JA共済であれば多くの保険会社で等級の引継ぎができます。逆に教職員共済は引継ぎができる保険会社がかなり限られます。

当サイトで調査した限りは町村職員共済・都市職員共済・自治労共済・トラック共済などは等級の引継ぎはできないようです。


1社に断られても諦めない

等級が引継ぎされないと乗り換えた自動車保険は新規契約扱いとなり6等級からスタートすることになります。20等級などと比べると5割程度保険料が変わってきますので等級の引継ぎができるかどうかは非常に大きいです。

上述した通り、共済の等級が引き継げるかどうかは保険会社によって異なります。現在共済加入中で保険会社への乗り換えを検討されている方は1社に等級の引継ぎができないと言われても、他の保険会社ではOKな場合もあるので粘り強く各社に確認した方が良いです。

共済は民間の保険会社と比較すると保険料が割安なことが多いですが、民間保険会社の保険に乗り換える際に等級を引き継げない可能性があるので、共済加入時には等級の引継ぎが可能かどうかという点を確認することが重要ですね。

民間の保険会社と共済の自動車保険の違いについては以下の記事で解説していますので、商品性(保険料の安さや補償範囲)と等級の引継ぎの利便性などを比較して自分に合う保険を選択すると良いと思います。


共済保険のメリットと注意点

自動車保険に限らず、保険商品は民間の保険会社と共済が提供する商品があります。

民間の保険会社は「補償」というサービスを提供している一方、共済は「相互補助」の考え方のもと、組合員でお金を出し合っているというしくみの違いはありますが、何かがあったときの備えとしての機能をもった商品である点は同じです。

■共済保険と保険会社の仕組みの違い

  • 保険会社は「補償」というサービスを提供していて、共済は「相互補助」の考え方のもと、組合員でお金を出し合っている

保険会社が提供する自動車保険に対して、共済保険のメリットは掛け金が割安である点が最大のメリットであると言えるでしょう。

契約者の状況によって、いくら安くなるかは異なりますが、同じ条件の人であれば保険料は保険会社よりも共済保険の方が割安になることが一般的です。

また同じ共済で自賠責保険に加入すると割引が受けられるなど、保険会社にはない共済独自の割引制度がある点も、特徴的でメリットといえるでしょう。

■共済保険のメリット

  • 掛け金が割安
  • 独自の割引制度がある

一方で、共済保険は共済に加入していないといけないので、その共済の組合員になれないと共済保険に加入することはできません。

一部の共済には自由に組合員になれない共済もありますので、加入に制限があるという点は注意が必要です。

また、保険会社間では普通にできる等級の引き継ぎについても、加入している共済および乗り換え先の保険会社によっては等級の引き継ぎができない場合があります。

そのため、保険会社、共済間で乗り換えをする方は共済、保険会社に確認をするなど注意する必要があります。

さらに、万が一保険会社が破たんした場合、損害保険契約者保護機構によって任意保険の補償内容は保護されますが、共済にはそのような機関がないため、共済が破たんした場合に共済保険がどのような扱いになるか不透明である点も要注意です。

責任準備金制度などによって、法的に破たんしづらいような体制になってはいますが、絶対に破たんしないとは言えませんので、万が一の時のことは想定しておいた方が良いでしょう。

■共済保険の注意点

  • 自由に組合員になれない共済がある
  • 等級の引き継ぎができない場合がある
  • 契約破たん時の契約者保護が不透明

このように、良くも悪くも保険会社の自動車保険と共済の保険では商品性が若干異なるため、違いと注意点を理解して自分にあった保険を選びたいですね。


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