新等級制度の事故有係数の意味と適用期間

公開日:2015年10月18日

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新制度の概要や意図は別の記事で紹介していますが、新制度の肝となる「事故有係数」 の意味と適用期間について説明します。

ノンフリート等級における「事故有係数」 の意味と適用期間

等級制度の基本や、新制度の概要については以下の記事で説明しています。


「事故有係数」の意味

まず事故有係数とは、同じ等級でも過去に事故を起こしている場合と起こしていない場合は事故率が異なりリスクが違うので、保険料にも差をつけようという考え方のもと作られた係数です。

「事故有係数」と「無事故係数」で同じ等級でも別の割増引率が設定されており、「事故有係数」に適用されると割増引率が不利になります。

イメージとしては以下を見てもらうとわかりやすいと思います。

■「事故有係数」と「無事故係数」ごとの割増引率
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数字を見てもらえばわかりますが、無事故と事故有では割増引率に大きな差があることがわかります。

また事故を起こしてしまうと等級が下がるだけでなく、「事故有係数」にも適用されてしまうので、事故翌年の保険料の上がり方が今までよりも大きくなりました。


「事故有係数」の適用期間は事故によって「3年」「1年」

事故を起こした時の保険料への影響を大きくさせている事故有係数ですが、一度事故を起こして「事故有」に適用されてしまうと二度と無事故に戻れないかというとそうではありません。

「事故有」となる期間は起こした事故によって適用期間が決まっており、適用期間が終わると翌年以降からは無事故への適用に戻ることができます。

適用期間は、3等級ダウン事故の場合は3年、1等級ダウン事故の場合は1年です。

無事故でいるとちょうど事故前の等級に戻ると係数も事故有から無事故に戻ることができます。

事故有係数によりさらに事故を起こした人への保険料の負担が厳しくなります。はじめから事故を起こしたい人などいませんが、新等級制度の導入をきっかけに、ドライバーはさらに気を引き締めて事故を起こさないという心構えを持たないといけませんね。


「事故有係数」になった場合の保険料への影響

事故を起こし保険を使用すると翌年以降の保険料の計算に事故有係数の割引・割増率が使用されることになり、保険料は大きく上がります。

仮に年間保険料10万円で10等級の人が、3等級ダウン事故を起こし事故有係数になった場合、7等級の事故有係数で20%の割引率になります。

無事故であれば翌年は11等級の無事故係数となりますので、割引率は46%になります。

単純な計算では10万円から46%割引されるのと、20%しか割引されないのでは26,000円ほど保険料に差が出ることになります。

3年間は事故有係数になるので、事故有係数の期間を考えると3倍の78,000円程度の差が出ます。

さらに3年間無事故を続けて無事故係数になっても、無事故の場合と比べると3等級差がついていることは変わらないので、3等級分の割引率の差だけ保険料を多く払う必要があります。

このように保険を使用すると、通算で支払う保険料は跳ね上がり、事故有係数の導入により保険料への影響は非常に大きくなっています。

  • 事故有係数の導入により、保険を使用することによる保険料への影響は甚大になっている

保険料を節約する方法は事故を起こさないことで間違いありませんが、その他にも少ない補償金額であれば保険を使用すると増額する保険料を考えると保険を使用しない方が得をする場合もあります。

結局使わないのであれば、そのような少ない補償金額の保険には加入しないなど、保険を選ぶ際にも注意してシンプルな補償を心掛けることも保険料を節約するという意味では重要になります。


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