車両保険の無過失事故に関する特約の特徴と利用シーン
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車両保険の無過失事故に関する特約とは、相手に100%の過失がある場合は車両保険を使用しても等級が下がらなくなる特約です。
無保険車との事故の場合や示談交渉が長引いた場合に役に立つ特約で車両保険に自動付帯していることも多いです。
車両保険の無過失事故に関する特約の特徴
■車両保険の無過失事故に関する特約の主な特徴
- 100%相手に過失がある時に、車両保険を使用しても等級が下がらなくなる
- 車両保険に自動付帯していることが多い
- 満期時に乗り換えをすると無効になる
車両保険の無過失事故に関する特約は、100%相手に過失がある事故の場合は、車両保険を使用しても等級が下がらなくなる特約です。
多くの保険会社では車両保険に自動で付帯しています。
ただし、等級が下がらないのは更新をした場合のみで、満期時に他の自動車保険会社に乗り換えをすると、特約は無効になり等級が下がってしまうので注意が必要です。
100%相手に過失がある時に車両保険を使う理由
100%相手に過失がある場合とは過失割合「100:0」ですので、自分の車の修理費用は全額相手の保険から支払われるので車両保険を使用する必要はないように思えます。
賠償責任としてはその通りで、自分で支払う必要はないのですが、一部以下のような場合は相手から保険金が入ってきません。
■100%相手に過失があるのに車両保険を使うケース
- 事故の相手が無保険で支払能力がない場合
- 示談交渉が長引いて修理費用の立て替え負担が重い場合
相手が無保険車で支払い能力がない場合や示談交渉が長引いた場合などは修理費用を一旦自分で立て替える必要があります。
相手からの賠償金が支払われず立て替え費用分の負担が重くても、支払いができるように車両保険は無過失事故でも使うことができるのです。
車両保険を使用すると基本は3等級ダウン
車両保険は使用することができても、車両保険は使用すると通常等級が3等級下がります。
自分に過失がない事故なのに等級が下がるというのは納得いきませんよね。
このような無過失でありながら車両保険を使用する人を保護するためにあるのが車両保険の無過失事故に関する特約なんですね。
賠償責任は相手に残るが、受け取るのは保険会社
無保険だったくせに賠償金を支払わなくなるなんて許せないと思う方もいるかもしれませんが、事故の被害者が車両保険を使用したとしても相手の損害賠償責任が消えるわけではありません。
ですが、車両保険で保険金をもらったのに、相手からも損害賠償金がもらえるわけではありません。
この場合、相手は保険会社へ損害賠償金を支払う必要があります。保険会社が契約者の債権を買い取った形になるんですね。
次年度以降も同じ保険会社で更新するなら迷わず使う
車両保険の無過失事故に関する特約は、自分はノーカウントで車両保険を使うことができ、相手にもきちんと責任をとってもらうという形になります。
自動付帯の保険会社も多いので、入った方がよいかどうかという点は考える必要ありませんが、唯一の制約は満期時に更新するときのみ有効になるため、車両保険を乗り換えると等級ダウンしてしまうことです。
そのため使用する際は次年度も同じ会社で更新で問題ないかを考えて使うようにしましょう。
- 100%相手に過失がある時に、車両保険を使用しても等級が下がらなくなる特約
- 無保険車との事故や示談交渉が長引いた時に使用する
- 自動車保険を乗り換えると無効になり等級ダウンとなる
- 保険を使用しても賠償責任は相手に残る
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