自動車保険の2015年顧客満足度ランキングはソニー損保が1位

2014年12月1日に2015年度のオリコン顧客満足度ランキングが発表され、自動車保険部門ではソニー損保、バイク保険部門では三井ダイレクト損保が総合第1位となりました。

また2015年度より自転車保険部門が新設され、チューリッヒ保険が総合第1位を獲得しました。

オリコン顧客満足度ランキングの調査内容

オリコン顧客満足度ランキングはオリコンが毎年行っている調査で、色々な業種の商品やサービス利用者の満足度からランキングを作成し発表しているものです。

自動車保険は事故やトラブルで実際に自動車保険を使用した32,835人、バイク保険は5,301人、自転車保険は1,545人を対象に調査が行われており国内でも最大級の顧客満足度調査といえ、さらに実際に保険を使用した人を対象にしているので信頼度も高い調査結果です。

自動車保険では申込の多様性、商品内容のわかりやすさ、商品内容の充実度、加入手続きの容易さ、保険料、保険加入後のアフターフォロー、コールセンターの対応、事故担当者の対応、保険金の申請のしやすさ、保険金の給付スピード、サービスの質の安全性、会社の信頼性という12の視点で調査が行われています。

各項目ごとにランキング化もされているので、多角的に自動車保険を比較検討することができます。

なお、自動車保険部門で1位だったソニー損保は2014年度も第1位になっており、2年連続の1位となっています。

自動車保険部門の第2位はイーデザイン損保、第3位はおとなの自動車保険を提供するセゾン自動車火災保険となっており、以降チューリッヒ、三井ダイレクト、アクサダイレクト、SBI損保と続きます。

■2015年オリコン顧客満足度ランキング自動車保険部門

上位には毎年ダイレクト系の損保会社が名を連ねており、保険料への満足度と合わせて、実際に事故やトラブルにあった人が事故対応やロードサービスなどについても満足されていることがわかります。

今年から始まった自転車保険部門についてはチューリッヒが1位でしたが、自転車保険は本格的に普及が始まったのが最近なのでまだまだこれから順位が入れ替わることが予想されます。

現状、自転車保険は自動車保険などとの補償の重複や単独で加入する場合に保険料が高いなど色々と問題がありますので、多くの損保会社が参入して便利でお得な自転車保険が出てくることに期待したいですね。

ソニー損保の自動車保険の特徴

ソニー損保は代理店を通して保険を販売する代理店型ではなく、直接保険契約者に保険を販売するダイレクト型の損害保険会社です。

代理店を通さないことや店舗を持たないことで低コストで保険を提供することができ、保険料は代理店型の大手保険会社よりも割安な価格で提供しています。

ソニー損保の大きな特徴は「走った分だけの保険料」ということです。ソニー損保は契約時に年間走行距離を「3,000km以下」から「無制限」の7段階で申告することになり、走行予定距離に応じた保険料になります。

そのためあまり運転をしないドライバーにとっては保険料が安くなる可能性があります。事故リスクに応じた公平な保険料負担という観点から言うと走行距離は事故リスクと相関関係がありますので、公平に保険料を負担することになる合理的なシステムと言えますね。

その他にも365日即日初期対応の事故受付体制や豊富なロードサービスを提供しており、ダイレクト型自動車保険で12年連続売上No1となっています。

顧客満足度No1となっているのも納得の自動車保険ですね。どんな人にもおすすめできるので、迷っている人にはおすすめしたい自動車保険会社です。