長期契約(2年、3年)にするメリットと注意点

公開日:2015年10月3日

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自動車保険は1年契約が一般的ですが、2年以上の長期契約とすることもできます。分割払いであれば3年程度契約をすることができるところが多く、一括払いであれば7年まで契約をすることができる損保会社もあります。

自動車保険を長期契約とすると、保険料が割安になるだけでなく同じ保険料で長期間契約ができるので、保険料を安いうちに固定できるというメリットもあります。

保険料の値上がりが続く昨今では再注目されている長期契約ですが、注意点もありますので、長期契約とするメリットと注意点を本記事で見ていきたいと思います。


長期契約にするメリット

  • 保険料が割引される
  • 契約中、保険料値上げの影響を受けない
  • 事故時の等級ダウンの影響が少ない

自動車保険を長期契約にするメリットは、長期契約にすることで保険料が割引され、同じ内容の1年契約よりもお得な保険料で加入することができる点です。

また加入している保険会社で保険料が値上がりしても、契約期間中は保険料の値上がりを受けないというメリットもあります。

長期契約は3年契約であれば、契約時点の保険料水準で3年分の契約をすることになるので、仮に3年契約の1年後に保険料が大きく値上がりしたとしてもすでに保険料を支払っているので影響がなくなります。

最近は消費増税や事故率や保険金支払いの増加などによって、保険料は年々値上がりする傾向にあります。そのため保険料を契約時点で固定して以降の値上げの影響を受けなくなるのは大きなメリットであるといえます。

さらに契約中に事故を起こした場合、保険を使用すると次の更新時に等級がダウンすることになりますが、長期契約の場合等級ダウンによる保険料値上げの影響を受けづらくなる点もメリットといえます。

どういうことかというと、元々10等級だった人が1年目に事故を起こしてその後の2年は無事故を続けた場合、1年契約と3年契約での等級は以下のような違いがあります。

年数 3年契約 1年契約 事故発生
1年目 10等級 10等級 事故発生!
2年目 10等級 7等級 無事故
3年目 10等級 8等級 無事故
4年目 9等級 9等級 無事故

1年契約の場合、事故の影響が3等級ダウンという形で翌年から出ているのに対して、3年契約の場合は契約更新のタイミングとなる4年目まで影響がないのに加えて、2年目、3年目に無事故だったことにより等級が上がっているので、4年目には1等級ダウンの9等級となります。

等級が下がったばかりの保険料が高くなる時期に保険料が下がらないので、支払う保険料の総額は1年契約と比べると大きく変わることになります。


長期契約の注意点

  • 保険料が値下がりすると1年契約より不利になる
  • 契約更新間近で事故を起こすと等級が不利になる
  • 1年契約に対するお得度は限定的

このように自動車保険を長期契約とすることでいくつかメリットがありますが、長期契約をする際の注意点もあります。

長期契約のメリットと逆のことですが、自動車保険全体の保険料が値下がり傾向となっている場合は、3年間保険料が固定されると、年々値下がりをしている分、1年契約より保険料の面で不利になります。

保険料水準の最近の傾向としては値上がりの傾向ですので、あまり気にする必要はないかもしれませんが、値下がり傾向となった場合には1年契約に切り替えるなどの対応が必要になります。

また事故時の等級ダウンの影響が少ないことをメリットとしてあげましたが、事故時の等級の影響が1年契約よりも大きくなってしまう場合もあります。

それは契約更新間近に事故を起こした場合です。

先ほど同様10等級の人が3年契約の3年目に事故を起こした場合、契約更新時に最も悪い等級で契約更新することになり、悪い等級が3年間続くことになってしまいます。

年数 3年契約 1年契約 事故発生
1年目 10等級 10等級 無事故
2年目 10等級 10等級 無事故
3年目 10等級 10等級 事故発生!
4年目 7等級 7等級 無事故
5年目 7等級 8等級 無事故
6年目 7等級 9等級 無事故
7年目 10等級 10等級 無事故

このように3年契約は契約期間中に等級や保険料の変化がないことで、直前に事故を起こしていると1年契約よりも等級面では不利になる可能性があります。

長期契約の更新間近で事故を起こした場合は保険を使用するかどうかを検討し、さらに使用する場合は次回更新時に1年契約とするか長期契約とするかを改めて考える必要があります。

最後に3年契約による保険料の割引率はそれほど大きくないという点も理解しておいた方が良いです。

事故をあまり起こさない人にとっては保険料の割引額はあまり大きくなく、保険料を安くするために加入中の保険の更新時に3年契約に変更してもそれほど保険料を得することにはつながりません。

保険料を安くしたいという場合は、自動車保険の乗り換えを検討した方が良いので、次の満期となるタイミングで一括見積などを利用して、最も安い保険料の自動車保険を探す方が効果が大きいでしょう。


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