対人賠償保険、対物賠償保険における「他人」の定義
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事故の時に他人(相手方)のけがや死亡による損害を補償する対人賠償保険です。
また、同じく他人のものの損害を補償する対物賠償保険ですが、対人賠償保険や対物賠償保険の補償範囲である「他人」とは一体何を指すのでしょうか。
本記事では対人賠償保険や対物賠償保険における「他人」の定義について紹介したいと思います。
対人賠償保険、対物賠償保険における「他人」の定義
対人賠償保険、対物賠償保険における「他人」とは、記名被保険者本人やその家族を除いた全ての人たちを指します。
■対人賠償保険、対物賠償保険における「他人」
- 記名被保険者
- 保険契約車の運転者
- 記名被保険者の配偶者、父母、子供
- 保険契約車の運転者の配偶者、父母、子供
記名被保険者や事故の時の運転者およびその配偶者、父母、子供については補償の対象外です。
自分やその家族を事故でけがをさせたとしても賠償責任が生じないため、賠償責任を補償する対人賠償や対物賠償ではこれらの人たちへのけがは補償の範囲外としています。
何となくイメージとも重なると思います。
対物賠償の場合、上記の人たちが所有・使用・管理するものが対象から外れることになりますので、自分の車庫での事故で車庫内の備品等に損害が出た場合も自分が所有しているものが壊れただけでは補償はされないのです。
また少しややこしいですが、他人から借りて自分や家族で保管していたものなどは自分や家族が管理している物になるので、他人から借りたものが損害を受けた場合も対物賠償では補償がされません。
例えば車に他人から借りていたゴルフバッグを積んでいた場合、そのゴルフバッグが損壊してもゴルフバッグを管理していたのは自分ですので、自分のものの損害として対物賠償の対象となることはありません。
なお、身の回り品特約などに入っていれば補償の対象となる可能性はありますので、その他の特約はチェックする必要はあります。
家族が事故を起こした場合の補償
対人賠償保険では他人のけが、対物賠償保険では他人のものの損害を補償することになるので、逆に言うと他人に含まれない家族のけがやものの損害は補償されません。
そのため、例えば歩行中の家族や別の車を運転する家族と事故を起こした場合、対人賠償保険、対物賠償保険の補償対象にならず、他の保険で補償を用意しておく必要があります。
事故時に家族のけがやものの損害を補償するには、自分のけがの損害を補償する人身傷害補償保険や搭乗者傷害補償保険に加入しておくと良いでしょう。
人身傷害補償保険は、過失割合に関係なく補償を受けることができますし、被害者であった時に相手に支払い能力がない場合も保険金が下りるので、多くのパターンで補償を受けることができます。
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