損害保険会社のソルベンシーマージン比率の意味、算出方法
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保険会社の経営状態を示す指標はいくつかありますが、保険会社の安全性を示す指標として「ソルベンシーマージン比率」という指標があります。
保険会社のWEBサイトや決算資料、ディスクロージャー誌でも公表されているため、目にしたことがある人も多いと思います。
いまいち意味が分からないという人向けに、本記事ではソルベンシーマージン比率の意味やどのような計算式で算出されているかを紹介します。
ソルベンシーマージン比率の意味と計算方法
ソルベンシーマージン比率とは、保険会社の自己資本が通常の予測を超える大きな損害をどの程度カバーしているかを表す指標で、自己資本での保険会社の支払余力を、計算された通常の予測を超えるリスクで割ることで求められます。
具体的には以下の算出式によって求められます。
■ソルベンシーマージン比率の計算方法
- (保険会社の支払余力÷(通常の予測を超えるリスク×0.5))×100
ソルベンシーマージン比率が200%を下回ると金融庁から改善命令が出ることから、一般的に200%を超えると危険と考えられ、各保険会社も下回らないように努力しています。
ソルベンシーマージン比率は安全性を表す代表的な指標として知られており、すべての保険会社が自社のWEBサイトおよびディスクロージャー誌で公表しています。
なお、具体的な保険会社各社のソルベンシーマージン比率は、別の記事で比較していますので、気になる方は参照してみてください。
どの保険会社と契約するかはやっぱり保険料が重要
ソルベンシーマージン比率は200%を下回ると金融庁から是正命令が出るため、記事執筆段階で200%を下回る会社はありません。
また高ければ高いほど安全であるとはいえますが、ソルベンシーマージン比率で保険を選ぶのもナンセンスであるといえます。
ソルベンシーマージン比率は危険な会社のあぶり出しとして、200%に近い会社には注意するという程度の参考指標として考え、保険を選ぶという観点では保険料を比較して選ぶというのが基本になります。
自動車保険の保険料を安くす方法
ソルベンシーマージン比率は保険会社の健全性を見る上で参考になる指標ですが、自分がどの保険会社の自動車保険に加入するか検討する際は、やはり保険料と補償を重視するのがポイントです。
特に保険料はなるべく安い保険料の方が良いわけですが、保険料は契約者ごとに異なるため、保険会社のホームページなどを見ても、自分がいくらの保険料になり、どの保険会社が有利なのかはわかりません。
実際に保険料がいくらになるかは見積もりをとるしかないのですが、保険料を安くするにはなるべくたくさんの保険会社から見積もりを取ると良いです。
- 保険料を安くするにはなるべくたくさんの保険会社から見積もりを取る
保険会社によって保険料は大きく異なりますし、活用できる割引も違うため、複数の保険会社の保険料を比較することで、自分にとって一番良い保険会社を探すことができます。
たくさんの保険会社から見積もりを取るには一括見積サイトを活用することで、一度の入力作業で見積もりの依頼ができるので便利です。
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