自賠責保険の保険金請求と加害者請求、被害者請求
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交通事故にあった場合、事故を起こした場合に保険金を受け取るには、保険会社へ自賠責保険の保険金支払請求の手続きをすることになります。
自賠責保険の保険金請求の手続き
自賠責保険の保険金の請求は以下の流れで行われます。
■自賠責保険の保険金請求の手続き
- 事故発生
- 保険会社へ保険金支払請求
- 損害調査
- 保険金支払
保険会社へ保険金支払請求
事故が発生したら保険会社へ自賠責保険の保険金の支払請求をします。
任意保険では通常保険会社への保険金の請求は加害者が行う「加害者請求」です。
一方、自賠責保険も加害者請求が一般的ですが、被害者が保険金の請求を行う「被害者請求」も可能になっています。被害者請求の場合は、以下の自賠責保険の保険金請求に必要な書類を被害者自身がすべて揃えて、加害者の保険会社へ請求を行います。
■自賠責保険の保険金請求に必要な書類
- 保険金・損害賠償額支払請求書
- 交通事故証明書
- 事故発生状況報告書
- 医師の診断書・診療報酬明細
- 休業損害証明書
自賠責保険の加害者請求とは、加害者が被害者にまず賠償金を支払って、その支払金額を加害者が自賠責保険に加入している保険会社に請求することです。被害者が加害者から賠償金を受け取ったという領収書をもって保険会社に請求をすることになります。
加害者請求ではまず加害者が被害者に賠償金を支払う必要があるので、加害者に支払い能力や意志がない場合、被害者はいつまでも賠償金を受け取れなくなります。
自賠責保険は被害者救済を目的にしていますので、そのような場合のために被害者が直接加害者が自賠責保険に加入する保険会社へ請求をする被害者請求が認められています。
自分で請求をしないといけないことから被害者請求は面倒に感じますが、加害者の意志に関係なく保険金を受け取ることができるという大きなメリットがあります。
また、通常保険会社にお願いすることになる「事故の後遺障害等級認定」を求めることができるので、保険会社に任せっきりにして不利な等級になることもなく、自賠責保険の保険金請求をする上では被害者請求は欠かせない制度になっています。
■被害者請求と加害者請求の違い
- 加害者請求:加害者が被害者へ損害賠償を支払い、支払った金額を加害者から保険会社へ請求する
- 被害者請求:加害者が自賠責保険に加入する保険会社へ被害者自身が保険金を請求する
損害調査
保険会社は保険金請求があった場合、請求書類を確認後、損害保険料算出機構へ損害の調査を依頼します。
損害保険料算出機構は第三者的な組織ですので、事故の発生状況や休業損害の状況など保険金額の妥当性を調査します。
保険金(共済金)支払
保険会社は損害保険料算出機構の調査結果をもとに保険金の支払額を決定します。
決定した保険金は請求者へ支払われます。
自賠責保険と任意保険の保険金一括払いサービス
基本的に自賠責保険と任意保険は別々の請求手続きにより行いますが、かなり手間になります。事故が発生した場合は保険の手続きだけではないので、自賠責保険と任意保険の請求手続きを両方やるには相当の負担がかかります。
そのようなニーズからか保険会社によっては、示談代行サービスの中に一括支払いサービスを付帯している会社があります。
自賠責保険と任意保険の保険金一括払いサービスは保険会社が窓口となり自賠責保険と任意保険の保険金を一括で被害者に支払ってくれるサービスです。
自賠責保険と任意保険の保険会社が異なる場合でも対応してくれるので保険金請求にかかる手間を大幅に省略してくれる便利なサービスです。
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