安全運転義務違反の違反点数、反則金と人身事故の時の罰則
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安全運転義務とは公道を走るすべてのドライバーに課せられ、安全に運転を行い、安全に関する注意義務を課しているものです。
当然と言えば、当然ですが、すべてのドライバーは交通事故の危険があるものに対して配慮しないとならず、そのために安全運転をする必要があります。
交通事故を起こしてしまった場合、ほとんどの場合この安全運転義務違反となって、罰則が科せられます。
安全運転義務違反の違反点数と反則金
安全運転義務違反の違反点数と反則金は以下の通りです。
■安全運転義務違反の違反点数と反則金
- 違反点数:2点
- 反則金 :9,000円
違反点数は2点、反則金は9,000円となっています。
交通事故を起こすと、様々な罪に問われることになりますが、交通事故を起こした時に問われる違反で最も多いのが、安全運転義務違反です。
道路交通法上は以下のようにすべてのドライバーは安全運転を義務付けられており、これに違反することはすべて安全運転義務違反となります。
車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない
「ハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作」や「他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」などの文言が入っているので、かなり広範囲のことが安全運転義務で課せられていることがわかります。
安全運転をしていないから事故を起こすわけで、事故を起こしたということは安全運転をしていないということになり、当然と言えば当然ですが、交通事故を違反法令別でみると7割以上が安全運転義務違反であるとされています。
罰則自体はそう重くないですが、他の交通違反をしていない場合でも事故を起こせば安全運転義務違反にはなるので、何かしらの行政処分が下されるようになっているのですね。
交通事故の責任には民事、刑事、行政上の3つの責任がありますが、被害者のいない事故で損害賠償が発生しなければ民事上の責任は免れても、事故を起こせば安全運転義務違反により刑事上、行政上の責任は取る必要があります。
急ブレーキ停止違反の違反点数と反則金
安全運転義務違反と似た違反で急ブレーキ停止という違反行為があります。
事故の原因となることが多い急ブレーキを禁じたもので、安全運転義務違反と分けて、以下の違反点数、反則金があります。
■急ブレーキ停止違反の違反点数と反則金
- 違反点数:2点
- 反則金 :7,000円
違反点数は安全運転義務違反と同じ2点、反則金は安全運転義務違反よりも少ない7,000円となっています。
人身事故の際の罰則
- 人身事故を起こした場合には、安全運転義務違反以外に被害者のけがの具合によって罰が科される
交通事故の際の違反法令として、安全運転義務違反が7割以上を占めるということを上述しましたが、人身事故を起こしてしまった場合は安全運転義務違反だけでなく、被害者の人のけがの状況によって3点から13点、死亡させてしまった場合は20点の違反点数があります。
けがの場合はけがの状況によって免許停止、死亡させてしまった場合は免許取消となります。
被害者を出すような人身事故の場合は、その罪や罰則が重くなるのは当然ですので、一層注意して運転をする必要があります。
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