都道府県別の任意保険の加入率と都道府県による違いの原因

公開日:2015年11月1日

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保険の加入率は対人賠償、対物賠償がそれぞれ73.1%(2012年3月末時点)ですが、地域による加入率に違いがあるのか、日本損害保険協会が出している都道府県別の自動車保険の加入率を見ていきたいと思います。

各都道府県における対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者傷害保険、車両保険の加入率は以下の通りです。

生データですのでざっと目を通してみてください。

■都道府県別の自動車保険加入割合

都道府県 対人賠償 対物賠償 搭乗者傷害 車両保険
全国合計 73.1% 73.1% 45.1% 42.1%
北海道 70.1% 70.2% 44.7% 45.6%
青森 68.3% 68.4% 43.4% 38.1%
岩手 61.2% 61.1% 32.7% 32.8%
宮城 71.3% 71.2% 45.9% 39.1%
秋田 58.3% 58.4% 34.4% 34.1%
山形 63.4% 63.4% 35.3% 38.7%
福島 65.2% 65.1% 39.4% 35.8%
茨城 74.0% 73.9% 49.8% 37.2%
栃木 71.4% 71.4% 45.1% 35.5%
群馬 70.7% 70.6% 45.2% 38.2%
埼玉 77.5% 77.4% 46.1% 41.4%
千葉 78.5% 78.4% 49.4% 46.4%
東京 78.0% 78.2% 47.9% 44.0%
神奈川 79.4% 79.5% 50.4% 44.9%
新潟 68.3% 68.3% 41.6% 34.4%
富山 71.8% 71.6% 44.3% 42.6%
石川 71.8% 71.6% 45.0% 37.5%
福井 71.5% 71.3% 46.7% 40.3%
山梨 62.3% 62.3% 40.8% 27.4%
長野 63.5% 63.5% 36.6% 34.1%
岐阜 76.8% 76.7% 43.5% 54.8%
静岡 76.1% 76.0% 48.3% 43.6%
愛知 80.8% 80.8% 46.4% 56.4%
三重 75.7% 75.6% 42.8% 46.4%
滋賀 73.5% 73.4% 41.4% 41.8%
京都 78.8% 78.8% 48.3% 44.1%
大阪 82.1% 82.2% 51.8% 49.6%
兵庫 77.7% 77.7% 49.6% 44.1%
奈良 79.6% 79.5% 49.0% 44.6%
和歌山 73.9% 73.7% 46.0% 33.4%
鳥取 65.0% 64.8% 38.6% 43.7%
島根 55.5% 55.4% 29.8% 32.5%
岡山 72.9% 72.7% 44.3% 40.7%
広島 75.5% 75.4% 43.3% 40.8%
山口 71.2% 71.1% 43.4% 44.5%
徳島 71.2% 71.1% 41.4% 37.9%
香川 74.4% 74.3% 45.6% 39.7%
愛媛 69.6% 69.4% 40.7% 35.6%
高知 57.5% 57.3% 35.9% 28.1%
福岡 75.8% 75.8% 49.2% 46.3%
佐賀 65.2% 65.1% 43.1% 35.7%
長崎 65.7% 65.6% 39.6% 35.8%
熊本 64.9% 64.8% 41.1% 39.8%
大分 64.3% 64.2% 40.0% 35.9%
宮崎 57.5% 57.4% 38.5% 33.3%
鹿児島 58.9% 58.7% 38.6% 30.6%
沖縄 52.3% 52.3% 41.2% 24.5%

出典:日本損害保険協会


首都圏の保険加入率の高さが目立つ

まず加入率の高い都道府県ですが、対人賠償保険を見ると、最も高いのが大阪で82.1%です。

それに80.8%の愛知県が続き、以下奈良、神奈川、京都、千葉、東京、兵庫、埼玉と続きます。

見てもらうとわかる通り、首都圏の加入率の高さが目立ちます。

一方で、加入率が最も低いのは沖縄県で52.3%です。車社会であるはずの沖縄県が52.3%という低水準であることに驚きました。

続いて島根が55.5%で続き、高知、宮崎、秋田、鹿児島と続きます。

加入率の高いところに大都市圏が来ているので、地方の都道府県が多いというのはありますが、秋田を除くと沖縄が1位に来ているのを筆頭に、プロ野球のキャンプ地となっていそうな暖かい土地が多いようです。


加入率は経済力や保険料の安さが関係する?

推測ですが、大都市の加入率の高さは経済力の差に一因があるのかなと思います。(気候ももしかしたら関係あるかもしれません。。)

地域によって保険料に差がある保険会社もありますが、それを除けば基本的に保険料というのは同じ条件であれば同じ価格です。

東京、大阪、名古屋などの大都市の人と地方の人の所得の差が、家計への影響の差となり、加入をためらう人の差となり、そのまま保険への加入率に表れている可能性はあります。

それであれば保険料が安くなることで都道府県別の加入率は変わってくるかもしれません。

代理店型とダイレクト型の違いの記事でも説明しましたが、ダイレクト型の自動車保険の特徴は中間コストをなくしたことによる保険料の安さです。

一方で日本の自動車保険は代理店型が9割を占めるのが現状です。

これは代理店がカーディーラーや修理工場など自動車に関連したサービス利用時に一緒に保険も売っていることが大きな要因になっているのですが、多くの人は代理店型の保険会社しか知らない可能性があります。

要は、その際に保険未加入の人の中には自動車保険は保険料が高いから加入しないという判断をしている人がいるかもしれないということです。

ダイレクト型の自動車保険の保険料を一括見積サイトなどで見ると考えが変わるかもしれません。

ご存知の通り、任意保険に未加入の状態で公道を走ることは本当に危険な行為で、事故を起こしてしまった場合の被害者への賠償ができないということだけは絶対に避けないといけません。

保険料が原因で保険加入をしていないという方であれば、一度はダイレクト型の自動車保険の見積をとってみることをおすすめします。

当サイトも微力ながら自動車保険に関する情報や必要な補償をお得な保険料で加入する方法などの情報提供を通して、自動車保険の加入率を高めるお手伝いをしていきたいと考えております。


都道府県別の寿命と高齢者が多い都道府県

自動車保険の加入率や経済力とは直接的な関係はありませんが、都道府県別に差があるデータとして平均寿命があります。

日本人の平均寿命は男性79.5歳、女性86.4歳となっていますが、これは日本全体の寿命で都道府県別で寿命は大きく異なります。

都道府県別に見ると、最も寿命が長いのは男性、女性ともに長野県となっています。長寿と言うと沖縄のイメージがある人も多いと思いますが、沖縄は男性30位、女性も3位となっており、長寿日本一の座はずいぶん前に奪われています。

都道府県別の平均寿命の詳細は当サイトのグループサイト内で紹介していますが、同じ日本でも都道府県が違うと生活習慣や経済力なども大きく異なるので、様々な違いがあることがわかります。

自動車事故が多いから寿命が短いということもないと思いますが、都道府県で寿命は結構違いますので、気になる方はぜひご覧ください。


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