昼間と夜間の交通死亡事故件数の推移と事故の特徴
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交通事故は視界の狭い夜間に起きやすそうなイメージがありますが、交通事故の死者という意味では昼間と夜間で違いはありません。
以下は警察庁が調査公表している交通事故の昼夜別死亡事故件数の推移ですが、それぞれが大体半数になっていることがわかります。
■交通事故の昼夜別死亡事故件数の推移
出典:政府統計の総合窓口
以前は夜間の死亡事故件数が多かったですが、夜間の飲酒運転や車両単独での事故が減少したことによって夜間の死亡事故件数も減少して、現在のような昼間と同じくらいの事故件数となっています。
夜間は歩行者が交通事故に巻き込まれ死亡する事故が多く、交通事故による死者の中でも歩行者の割合が多いです。
死亡事故の死者のうち歩行者の割合は夜間が49.9%、昼間が22.6%となっており、夜間が昼間の2倍以上の死者が出ていることがわかります。
夜間の方が視界が悪いので、歩行者の確認を十分することができずに歩行者を巻き込んで死亡事故を起こしてしまうケースが多くなっています。
昼間の死亡事故は高齢者が死亡することが多い
- 昼間の死亡事故の被害者は高齢者が約60%
昼間の事故は高齢者が死亡することが多い点も特徴です。
昼間と夜間問わず、交通事故による高齢者の死者は多く出ていますが、昼間は特に多く、死亡者のうち59.2%もの人が高齢者となっています。
夜間の交通事故死亡者の高齢者の割合が46.2%であることを考えると、昼間に高齢者の死者が多いことがわかります。特に、夜間に歩行者の被害者が多いことを考えると、昼間は高齢者のドライバー同士の事故が多いといえます。
夜間に高齢者以外の死者が多いとも言えますが、高齢者の人口増加やドライバーの増加により死亡事故となってしまうケースが増えているのでしょう。
- 昼間と夜間の死亡事故件数は同じくらい
- 夜間の死亡事故は飲酒運転や単独車両事故の減少により減少
- 昼間は高齢者の死者が特に多い
高齢者は運転操作ミスが多い
高齢者の人が歩行中に事故にあうことも増えていますが、高齢者のドライバーも増えており、高齢者が事故の加害者となることも増えています。
高齢者と若者には事故の原因にそれぞれ特徴があり、若者がスピードの出し過ぎなどの理由が多いのに対して、高齢者が事故を起こす場合は運転の操作ミスが多くなっています。
以下は、高齢者とそれ以外の人の死亡事故時の事故原因を、原因別にまとめたデータです。
■高齢者と高齢者以外の運転手による法令違反別の死亡事故件数の占める割合
出典:政府統計の総合窓口
運転操作ミスにあたる運転操作不適が突出していることがわかります。
運転の操作ミスで死亡事故にまでなるのは、ブレーキとアクセルの踏み間違えなどのミスによるものです。
若者の方が運転がうまいとは言いませんが、単純でうっかりミスだけど重大な事故につながる操作ミスもありますので、ある程度年齢が上になってきたら、より注意深く運転をする必要があると言えそうです。
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