交通事故の年齢別死者数で多いのは65歳以上の高齢者で半数以上

公開日:2015年10月25日

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自動車事故によってどのような方が亡くなっているかという点は保険料にも影響があるため重要です。

特に年齢ごとの死者数は支払保険金となる賠償金やリスク細分型の保険料を考える上でも重要です。

交通事故の年齢別死者数は?

警察庁が調査・公表している交通事故の死者の年代別の死者数の推移は以下の通りです。

■年齢別の交通事故死者数の推移
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出典:政府統計の総合窓口


最も交通事故の死者となっているのは「高齢者」で増加している

内訳をみると、最も多いのは65歳以上の高齢者で死亡者全体の52.7%を占めます。次いで多いのが50代で9.6%、以降、40代で9.0%、16~24歳で8.6%となっています。

交通事故の死亡者数は全体としては減少傾向ですが、高齢者の死亡者数は前年より増加しており構成比から見ても圧倒的に多いことがわかります。


死者数と保険料の関係

このようなデータを見て少し疑問に思うのが、

「高齢者が自動車事故で死亡しているのであれば、事故率が高いということで保険料も高くすれば良いのでは?」

ということです。

多くの保険会社では自動車保険の保険料は年齢によって変わりますが、保険料は若くなるほど高くなるのが一般的です。

例として以下に割増引前の保険料が50,000円の時、年齢によって保険料がどう変わるかを試算しています。

■年齢条件による保険料の増減試算

年齢 割増引率 概算保険料
年齢を問わず補償 28% 64,000円
21歳以上補償 3% 51,500円
26歳以上補償 -9% 45,500円

※SBI損保の初めての自動車に関する契約の場合の年齢条件をもとに試算
※割増引前保険料が50,000円と仮定して試算

保険料は参考ですが、20歳以下も運転できる「年齢を問わず補償」の場合、26歳以上のみを補償する「26歳以上補償」と比較すると保険料が1.5倍近く違いがあることがわかります。

「若者ばかり損をしている」と思う方もいるかもしれませんが、保険会社は実際の事故率や支払保険金をもとに保険料を決めているので、若者の事故率が高いのは間違いありません。

上記の死亡者数で、高齢者が多いのはいくつか理由があります。


高齢者の事故の状態で半数以上を占める歩行中の事故

第一に被害者・加害者に関係なく、交通事故での死者数のみを集計しているということがあります。

別記事で紹介している状態別の死者数というデータがありますが、この中で最も多いのは歩行者です。

死亡時の状態が歩行者ということは自動車事故の被害者ということが考えられます。(もちろん過失割合などはありますが。)

高齢者の死者を状態別に見ると半数以上を占めるのが歩行者です。

高齢者の交通事故による死者数は多いですが、被害者となっていることが多いということが考えられるということですね。

また、高齢者の運転者数は年々増加していて、他の世代に比べて多いということも原因の一つとしてあります。

運転する人が多いので死亡事故に巻き込まれることや起こすことが多いということですね。


保険料は事故や保険金の支払実績をもとに計算されている

繰り返しになりますが、保険料は保険会社が実際に起きた事故や保険金の支払い実績をもとに事故率やリスクを計算しています。

そのため若い世代特に25歳以下の事故が多いため保険料が高くなっており、決して不公平ということはないんですね。

「事故を起こさない若者」にとっては少し迷惑な話ですが、自動車保険の保険料の考え方としては正しい状態といえますね。

  • 交通事故の年齢別死者数で多いのは65歳以上の高齢者
  • 高齢者の死亡時の状態で半数以上を占めるのは歩行中の事故


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