ファミリーバイク特約をつければ自賠責保険に未加入でも大丈夫か?
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よく「自動車保険のファミリーバイク特約に加入していれば、バイクの自賠責保険に未加入でも大丈夫か?」ということを疑問に思う方がいます。
ファミリーバイク特約は自動車保険に追加できる特約で、自動車保険の記名被保険者とその家族が125CC以下のバイクで事故を起こした場合に、加入している自動車保険と同様の補償をするというものです。
ファミリーバイク特約は自動車保険の記名被保険者とその家族であれば別居中でも補償がされるので、一人暮らしの息子の原付バイクの補償をファミリーバイク特約でしているという方も多くいらっしゃいます。
ファミリーバイク特約は任意保険であって、自賠責保険の代わりにはなりえない
しかしファミリーバイク特約があるから一安心かというとそうではありません。
ファミリーバイク特約は補償をしてくれますが、車の任意保険の特約ですので、あくまで位置づけは任意保険です。
そのため冒頭の疑問を言い換えると、
「任意保険に加入していれば自賠責保険に加入しなくてもよいか?」
という質問になりますね。
答えはもちろんNoです。
任意保険の補償は「自賠責保険の支払上限を上回る金額を補償する」ですので、自賠責保険の補償部分は自己負担となりますし、なにより自賠責保険は法律で加入が義務付けられている強制保険ですので、未加入の場合は罰則と行政処分があります。
自賠責保険に未加入の場合の罰則
自賠責保険に未加入の場合、以下の罰則、行政処分が科せられます。
罰則は自動車であろうとバイクであろうと同じです。
■自賠責保険に未加入の場合の罰則
- 罰則:1年以下の懲役又は50万円以下の罰金
- 点数:6点
ということで、ファミリーバイク特約をつける場合であっても自賠責保険は必須です。
原付では車検がないため、保険の更新を忘れて罪の意識なく自賠責保険に未加入のまま公道を走っているバイクもありますが、立派な法令違反行為です。
自分では絶対にやらないとともに、家族などが原付に乗っている場合は自賠責保険が切れていないか確認して人生を踏み外さないようにしてあげる必要もあります。
- ファミリーバイク特約は任意保険であって、自賠責保険の代わりにはなりえない
- 自賠責保険に未加入で公道を走ると罰則、行政処分が科せられる
ファミリーバイク特約の補償範囲
ファミリーバイク特約の補償金額は、保険会社によっても異なりますが、加入している任意保険の対人賠償保険、対物賠償保険と同額の補償を受けることができるのが一般的です。
自損事故についても補償がされ、保険会社によっては人身傷害を追加することができる保険会社もあります。
車両保険はついていないので、原付の修理費用は自己負担となりますが、最も怖い対人賠償、対物賠償が付帯されているので、保険料を考えると十分お得な保険であると言えるでしょう。
記名被保険者とその家族が所有する原付バイクであればファミリーバイク特約をつけることができます。同居している必要はないので、家を出て一人暮らしをしている子供などのバイクにもファミリーバイク特約で補償することができます。
原付ではお金などの問題でバイク保険に加入していないことも多いですが、事故があった場合に補償する金額は車と変わりませんし、その場合親が負担することも多くあります。
子供を無保険で公道で走らせるのは子供の人生だけでなく、親の人生も終わらせる可能性があるので、ファミリーバイク特約などを活用して補償を用意しておくのが賢明です。
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