ノンフリート契約とフリート契約の意味と違い
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自動車保険には契約形態によってノンフリート契約とフリート契約という2つの保険があります。
意識していない人も多いですが、自動車保険の保険料を決める上で重要な「等級」のもととなる考え方ですので、それぞれの契約の対象者、内容や特徴を見ていき、2つの契約の違いについて紹介したいと思います。
ノンフリート契約の特徴
まずはノンフリート契約です。
ノンフリート契約は自動車・バイクの所有台数が9台以下の人向けの保険契約で、
個人の自動車保険契約はほとんどこのノンフリート契約です。
なお、10台以上自動車・バイクを所有している場合はノンフリート契約を契約することができません。
特徴は契約が「自動車」ごととなる点です。自動車ごととは、車1台に対して1契約となるということ、5台の車を所有して自動車保険を契約した場合は5契約となるという意味ですね。
保険料は事故実績を示す「ノンフリート等級」により決まり、契約ごとにノンフリート等級を持つことになります。当然無事故であるほど保険料は安くなり、最大で60%程度まで保険料が安くなります。
フリート契約の特徴
一方、フリート契約は10台以上自動車・バイクを所有している人向けの自動車保険です。
所有している自動車・バイクが9台以下の場合はフリート契約を契約することができません。
フリート契約の特徴は自動車を所有する「人」ごとの契約となる点です。ノンフリート契約が所有する「車」ごとの契約となるのと対象的ですね。
契約者単位の契約となることで1契約で10台以上の自動車にすべて補償がつくことになり、一般的にはノンフリート契約よりも1台当たりの保険料は割安になります。
保険料は等級という考え方ではなく、支払った保険料と受け取った保険金により保険料が決まる仕組みになりますが、無事故の時の割引は最大で70%から80%になり、ノンフリート契約よりも有利な場合が多いです。
フリート契約とノンフリート契約の違い
2つの契約形態の意味や特徴を見てきましたがフリート契約とノンフリート契約の違いをまとめると以下のようになります。
■フリート契約とノンフリート契約の違い
- 通常の個人であればノンフリート契約がほとんど
- 所有自動車が9台以下はノンフリート契約、10台以上はフリート契約となる
- ノンフリート契約は車1台に対して1契約となる
- フリート契約は契約者1人に対して1契約となる
- 一般的にフリート契約はノンフリート契約より保険料が割安
- ノンフリート契約の無事故の際の割引率は最高60%程度
- フリート契約の無事故の際の割引率は最高80%程度
自動車の所有台数によってどちらの契約か決まってしまってしまうので選ぶことはできませんが、損害保険会社によってノンフリート契約だけ取扱の保険会社と両方取り扱っている保険会社があります。
そのため、今は所有自動車が9台以下でノンフリート契約だけど、将来的に所有自動車が10台以上となるかもしれないという方は「加入しようとしている保険会社がフリート契約に対応しているか?」という点もチェックする必要があります。
ノンフリート契約しかできない保険会社だと所有自動車が10台以上となると保険の引き受けができず、ノンフリート契約は解約になります。
そこからフリート契約をできる保険会社を探すのも大変で、ばたばたしますので最初からフリート契約が可能な保険会社に加入しておくと安心です。
ノンフリート契約を継続するために、10台目以降を別の保険会社でノンフリート契約をしている方もいるようですが、多くの場合フリート契約の方が保険料は割安ですので、面倒がらずにノンフリートからフリートへの保険の移行をすると保険料を節約することにもつながります。
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