「走った分だけ」保険料システムで申告する走行距離
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自動車保険の保険料は事故率によって決まります。
使用目的が同じでも走行距離が長くなると当然事故率が上がりますので、そのような不公平をなくすために保険料を走行距離別に計算する保険料システムをとる保険会社もあります。
「保険料は走った分だけ」という考え方ですね。
「走った分だけ」の保険料システムを採用している保険会社
「走った分だけ」の保険料と言えばソニー損保が有名ですが、自動車保険の保険料を「走った分だけ」とするダイレクト系の損保会社は他にもいくつかあります。
現在、走った分だけの保険料システムを取っている保険会社はソニー損保、アクサダイレクト、セゾン自動車保険、そんぽ24、イーデザイン損保です。
イーデザイン損保が2013年9月を始期日とする契約から保険料システムを「走った分だけ」とするなど若干増加傾向ですね。
■「走った分だけ」の保険料システムを採用している保険会社
- ソニー損保
- アクサダイレクト
- セゾン自動車保険
- そんぽ24
- イーデザイン損保
「走った分だけ」保険料システムで申告する走行距離の違い
- 保険会社によって走行距離の考え方が異なる
少し注意したいのが、これらの保険会社の間でも申告する走行距離の意味が若干違いがあることです。
ソニー損保やアクサダイレクト、セゾン自動車保険は「今後1年間の走行距離」を申告する必要があります。一方で、イーデザイン損保やそんぽ24は「直近1年間の走行距離」を申告します。
- ソニー損保
- アクサダイレクト
- セゾン自動車保険
■「直近1年間の走行距離」を申告する保険会社
- そんぽ24
- イーデザイン損保
「今後1年間の走行距離」と「直近1年間の走行距離」の違いは、申告する時期が契約の前の1年間か後の1年間という違いがありますが、手続き上重要なのは「今後1年間の走行距離」は実際に走行した距離が異なる可能性があるという点です。
「今後1年間の走行距離」で保険料を決定する場合、実際に走行した予定距離を超えてしまった場合は保険会社に申告をし、走行距離区分を変更する必要があり、それに伴い保険料が再計算されます。
一方で、「直近1年間の走行距離」の場合、実際の走行距離によってその年の保険料が変更になることがありません。また、もしその年に直近1年間の走行距離を超えた場合は、自動車保険を継続する際に申告することで翌年の保険料に反映がされます。
- 「今後1年間の走行距離」の保険料システムは予定走行距離を超えた場合は保険会社へ申告をする必要がある
- 「直近1年間の走行距離」の保険料システムは、直近1年間の走行距離を超えた場合、次の年に継続する際に申告することで翌年の保険料に反映がされる
今後1年間の走行距離と直近1年間の走行距離のどちらがお得か
「走った分だけ」の保険料で、今後1年間の走行距離と直近1年間の走行距離は保険料の計算方法の話ですので、どちらの保険料がお得という話ではありません。保険料は走行距離の考え方というよりも保険会社によって変わります。
あえてどちらの方が良いかを考えると、契約期間中に保険会社へ申告する必要がある分、「今後1年間の走行距離」で保険料を計算されると手間になりますかね。
ただ、実際の保険料の水準というのは保険会社によって異なりますので、「どの保険会社の保険に入ればよいのか」という意味では実際の保険料を比較した上で検討されるのが良いと思います。
実際に見積もりを取ってみて保険料がどう変わるのかを確認すると良いでしょう。
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