暴力団員が自動車保険に加入できる理由と暴力団排除条例
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2014年9月に損保各社はこれまで反社会勢力との契約を見送っていた方針を見直し、自動車保険に限り契約を認めるという方針となりました。これにより暴力団員も自動車保険に加入することができるようになりました。
全国的に暴力団排除条例が強化されるなど、暴力団排除の流れが進む中でなぜこのような方針転換となったのでしょうか。
暴力団員が自動車保険に加入することができるようになった理由
- 暴力団の自動車保険加入を認めたのは被害者を救うため
暴力団の自動車保険加入を認めたのは被害者救済の観点からです。
暴力団員の人が自動車保険に加入していないと困るのは事故の被害者です。任意保険未加入だと暴力団員による事故の被害者となった場合保険から損害賠償金額を支払われません。
自動車保険は契約者本人というよりも事故にあった被害者を救済するためのものですので、暴力団の人が運転する車との事故でけがや死亡した人やその遺族に十分な補償がされないということはあってはなりません。そのため被害者救済の観点から暴力団の人でも例外的に自動車保険については加入を認めるようになったのです。
暴力団排除条例の基本理念
■暴力団排除条例の基本理念
- 暴力団を恐れない
- 暴力団に金を出さない
- 暴力団を利用しない
- 暴力団と交際しない
全国で出ている暴力団排除条例は都道府県により異なりますが、基本理念は共通で「暴力団を恐れない」「暴力団に金を出さない」「暴力団を利用しない」「暴力団と交際しない」というものです。
特に2010年以降から強化されているのは最後の「暴力団と交際しない」というもので、各事業者は暴力団と契約をする際に反社会的勢力かどうかを確認して暴力団員である場合契約してはいけないことになっています。
銀行、不動産賃貸契約からゴルフ場まで契約してはいけないことになっているので、暴力団員は何もできない世の中になっています。
これくらい厳しい世の中なのに自動車保険の契約が認めるようにしたというのは異例という感じがしますね。
ということで、暴力団員の運転する車に事故を起こされた場合も「暴力団員だから自動車保険に加入していない」ということはなくなりました。しかし、結局自動車保険に加入するかどうかは暴力団員次第です。
暴力団員にもなる方が律儀に自動車保険に加入するかは疑問ですので、自動車保険に加入出来るからと言って、暴力団員が自動車に加入していると考えるのは早計です。
昔から言われるように暴力団風の車には近寄らないというのが一番の自衛の方法であることには変わりなさそうです。。
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