バイク保険の等級引継ぎは排気量が一緒の時にだけできる

自動車を買い替える際などは自動車保険の等級を引き継ぐことができますが、バイクを買い替える時にバイク保険の等級は引き継ぐことができるでしょうか。

バイクを乗り換える際のバイク保険の引継ぎ

バイク保険の等級の引継ぎにもパターンによって等級引継ぎの可否が分かれますので、以下のパターンごとに等級の引継ぎ可否を見ていきたいと思います。

同じ排気量のバイク間（125CC以下から125CC以下など）の等級の引継ぎ

同じ排気量のバイク間であればバイク保険の等級を引き継ぐことはできます。

同様に原付から原付のバイク保険の乗り換えの際は等級を引き継ぐことが出来ます。

手続きとしては車両入れ替えになり、これまでの等級を引き継ぎ、仮に10級の自動車保険に加入している場合は新しいバイクでの等級も10級で契約をすることができます。

ただし、記名被保険者が変更になったり、使用目的や車種など保険料が増減する要因が他にある場合、等級を引き継ぐことができても保険料が変わり、保険料を再計算して追加保険料の納付や保険料の返還が行われます。

異なる排気量のバイク間（125CC以下から原付など）の等級の引継ぎ

異なる排気量のバイク間では等級の引継ぎはできません。

たとえば125CCのバイクから250CCのバイクに買い替えるという場合には加入しているバイク保険の等級は引き継ぐことはできず新規契約扱いとなって等級は6級からになります。

排気量が異なるバイクは、自動車とバイクのように全く異なる車として扱われますので、同じバイク保険の契約の中では考えることはできず、バイク保険は全く別の契約になります。

バイク保険から自動車保険の等級の引継ぎ

バイク保険から自動車保険に乗り換えをするという際もバイク保険から自動車保険への等級の引継ぎはできません。

バイク保険と自動車保険は別の商品であり、バイク保険での無事故実績は自動車での事故率には関係がないと考えられるからですね。

ということでバイクから自動車に乗り換えをする際は、異なる排気量間と同じく保険はバイク保険を解約して自動車保険に新規契約するという形になり、等級もはじめから（6級から）スタートすることになります。

バイク保険の等級引継ぎは排気量が一緒の時にだけできる

このようにバイク保険は同じ排気量であれば等級の引継ぎが可能ですが、排気量が異なる場合（125CC以下から原付など）は等級の引継ぎはできません。

また、普通自動車の自動車保険とも等級の引継ぎをすることはできません。

バイクから原付、バイクから自動車、またはその逆などで乗り換え・買い替えをするというのは実際には良くあることですが、自動車保険の等級は引き継げないんですね。

バイク保険の等級引継ぎはバイク同士かつ排気量が一緒の時にだけできるということを覚えておきましょう。

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