自賠責保険の基礎知識

自賠責保険は公道を走る車はすべて加入することが法的に義務付けられている保険です。強制的に加入しないといけないことから強制保険とも呼ばれます。

自賠責保険の加入が義務付けられる「車」にはバイクや原付など公道を走るすべての自動車も含まれますが、車検がない125CC以下の原付などの場合には自賠責保険に未加入の車も多くなっています。

自賠責保険に加入していないと車検も通りませんし、無保険で走行した場合には罰則規定もあります。

自賠責保険の制度は事故の被害者を救済するためにあり、万が一自賠責保険に未加入の車と事故を起こした場合、政府保障事業により被害者の損害は自賠責保険の補償金額と同じ金額まで補償されます。

保険料はどこの保険会社でも共通で、国が毎年の保険料収入と保険金の支払い実績をもとに保険料の額を決めています。

自賠責保険の加入手続きや、活用することができる制度、また自賠責保険の支払い保険金が減額されるのはどのようなケースがあるのかなど、多くの人が疑問に思うことへの回答も紹介しています。

また、自賠責保険での補償金額はあくまで必要最低限です。自動車事故により相手にけがを負わせたり死亡させたりした場合には賠償金額は高額になりますので、自賠責保険だけでなく任意保険にも加入するのがドライバーの常識です。