保険料を月払いや分割払いに変更すると保険料が安くなるか

自動車保険は基本的には1年間の保険料を一括で支払うことになりますが、一部の保険会社では分割払いが可能になっています。

同じ金額を支払うのであれば、一度に全額を支払う一括払いよりも分割払いの方が良いですが、分割払いによる手数料が気になるという方もいると思います。

本記事では分割払いにしたことによる保険料への影響について見ていきたいと思います。

分割払いに対応している保険会社

まず、そもそもダイレクト型の保険会社で分割払いに対応している保険会社はアクサダイレクト、ソニー損保、アメリカンホームダイレクト、おとなの自動車保険、三井ダイレクトの5社です。

■分割払いに対応しているダイレクト型保険会社

上記の保険会社では分割払いが可能になっていますが、支払回数は保険会社によって異なります。

1年間の保険料を月払いというと、保険料を12分割して毎月12回払いというイメージがありますが、保険会社によって10回、11回払いとなっています。

その場合は初回に10回払いの場合は3か月分、11回払いの場合は2か月分を支払い、残りの期間で12分割した金額を払うという形の支払方法となっています。

分割払いの支払い方法も、保険会社によって異なりますが、指定したクレジットカードのみという場合もあるので、契約時に保険会社への確認が必要です。

分割払いができれば保険料への影響なく、支払タイミングを遅らせることができるので支払が楽になります。

口座振替に対応していれば、引き落としをネット銀行で行うこともできるので、さらに便利でお得に利用することができます。

クレジットカード払いで分割払いがお得な場合もある

上記で紹介したのは保険会社側で分割払いを用意している場合ですが、一括払いをしても支払方法をクレジットカードとして、クレジットカード側の支払回数を複数回とすることで、実質的に分割払いとすることもできます。

その場合は、クレジットカードの分割払い手数料を支払う必要がありますが、一方でクレジットカードを利用したことによるポイントの還元もありますので、利用しているクレジットカードの条件を確認すると良いでしょう。

クレジットカードは2回払いまでであれば、分割手数料はかかりませんので2回まではコストなしで分割払いができ、かつポイント分得をすることができるといえます。

クレジットカード払いができれば保険料を分割で支払うことはできるので、なるべく多くの保険会社から見積をとって、分割払い手数料も加味して保険料を比較することで、一時的にも長期的にもお得な保険料で自動車保険に加入することができます。