運転者の年齢により変わる自動車保険の保険料

公開日:2015年10月19日

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保険料は運転者の年齢によっても変わります。

運転者の年齢は年齢条件という条件を契約に盛り込むことで保険料を安くすることが出来ます。

年齢条件は一番下の年齢の人にあわせて設定する

年齢条件は記名被保険者など主に運転を行う特定の人の年齢によって設定するもので、「20歳以上」「25歳以上」「30歳以上」「年齢制限なし」など保険会社ごとに決められた区分があり、区分ごとに割引を受けることができます。

若い人の方が事故率が高いことから、年齢制限が若いほど保険料が割高になり、対象範囲の最も広い「年齢制限なし」とすると最も保険料が高くなります。上記の場合年齢制限「30歳以上」が最も保険料がお得になります。

例えばSBI損保の場合は以下のように年齢条件が設定されています。

■SBI損保の年齢条件
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年齢条件は対象の人たちがすべて年齢条件内に含まれる必要があるため、家族の中で最も年齢の低い人に合わせて設定する必要があります。家族の中で20歳の息子も運転をするようであれば年齢条件は20歳以上とする必要があるということですね。

なお、年齢は毎年1つずつ増えていきます。ですので年が経つと最適な年齢条件も変わっている可能性があります。毎年チェックしておくとともに、契約時には何年後に年齢条件を変更する必要があるかという点をチェックしておくと不要な保険料を支払う必要がなくなります。


年齢条件は条件以下の運転者が事故を起こしても補償される

保険料に影響のある年齢条件ですが、注意したいのがその適用範囲です。

年齢条件の適用範囲となるのは記名被保険者とその配偶者、同居親族やその人に従事する従業員のみです。

■年齢条件が適用される範囲

  • 記名被保険者
  • 記名被保険者の配偶者
  • 記名被保険者の同居親族
  • 上記の人に従事する従業員

そのため、上記以外の人たちであれば年齢条件以下であっても補償がされることになります。

例えば別居の子供などは年齢条件を気にせずに補償を受けることができますので、その子供のために年齢条件を下げる必要はありません。

このように別居の子供や車に乗るかもしれない人が若者であったとしても年齢条件はその人の年齢に合わせる必要がなく、あくまで本人および配偶者、同居親族の年齢をもとに年齢条件をせっていすればよいのです。

勘違いしている人も多いので、見直してみると保険料が節約できる場合もありますので、ぜひチェックしてみましょう。


自動車保険を毎年見直すと良い理由

上述した通り、自動車保険の保険料は記名被保険者やその他の運転者の年齢によって増減します。

また、一般的に、年齢が高くなるほど自動車保険の保険料は有利になっていきます。

人は1年ごとに確実に1歳ずつ年を取っていくので、年齢によっては翌年以降の保険料が有利になる可能性があります。

■自動車保険を毎年見直すと良い理由

  • 一般的に、自動車保険の保険料は年齢が高くなるほど有利になるため

加入している自動車保険会社の年齢条件だけを見ていると、他の保険会社の年齢条件等で、最もお得な保険会社が変わっている可能性もあります。

ですので、見積もりを取ることだけでも毎年行っておくと、最適な保険会社を見逃す心配がなくなり安心です。

運転者が全員1歳年をとっただけでは保険料はそう変わらないと思いがちですが、その他にも自動車保険の保険料に関わる変更があったりして、意外に保険料が節約できたという人は結構います。

特に子供が一人暮らしを始めたなど、家族の生活スタイルの変化があった年は特に保険見直しの良い機会になります。

見積りをとるだけなら手間は数分ですので、ぜひ毎年自動車保険を見直すようにしましょう。


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