24歳以下のスピード違反による死亡事故数の推移

公開日:2015年10月26日

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自動車保険でも保険料が割高になる傾向のある25歳未満の若者ですが、実際にどのような事故が起きているかを見ていきたいと思います。

以下は原付以上を運転する16歳から24歳までの若者が起こした法令違反が伴う死亡事故を法令違反別の件数です。

■若者(16-24歳)の法令違反別死亡事故件数の推移
wakamono
出典:政府統計の総合窓口

以前は最高速度違反、つまりスピード違反が突出して多かったことがわかります。

しかし、平成元年から2年をピークに右肩下がりに件数は減少して、ここ数年は他の法令違反の件数とほぼ同じ水準にまで減少しています。

  • スピード違反は平成元年をピークに大幅に減少している

若者の車離れが叫ばれ久しいですが、若者の中で車にカッコよさを求めることが少なくなっているということですので、車を持っていてもスピードを出したり派手な車に乗るのがかっこいいという感覚が薄くなっていることがわかります。

2013年で最も多い死亡事故の法令違反は漫然運転で18.4%で、スピード違反はそれに次ぐ16.2%となっています。

漫然運転は運転中に運転以外のことを考えていて運転に集中していなかった結果事故を起こしてしまうことで、全年齢の事故原因としても最も多くなっています。

その他は高齢者に多い操作ミスの運転操作不適が11.5%、わき見運転が11.0%となっています。

若者が突出して多かったスピード違反が減少し、全年齢に多い漫然運転や高齢者に多い法令違反も増えていますので、若者だからという特徴が少なくなっており、良くも悪くも若者らしさという傾向が見えづらくなっているといえます。


スピード違反の件数が下がっているのに保険料は安くならないのか?

  • 若者が危険運転をする割合は依然として多く、保険料も安くならない

スピード違反の件数がここまで下がっていて、若者だから事故が多いという状況と言えなければ、リスク細分型の自動車保険の若者の保険料が下がらないのかと不思議に思う方もいるかもしれません。

若者のスピード違反による死亡事故の比率は16.2%と下がってはいるものの、全年齢ではスピード違反による死亡事故の割合は5.6%であり、若者のスピード違反による死亡事故の比率は3倍近い水準になっておりまだまだ若者が危険運転をする可能性は高く保険料も安くならないんですね。

このようなスピード違反を犯してしまうのは一部の人ですので、それにより多くの真面目なドライバーが保険料の面で損をするのは本意ではありませんが、保険の考え方上致し方ないというのが現状です。

スピード違反による死亡事故の減少傾向は続いていますし、高齢者の事故が増えていることから相対的に若者の事故の割合も減っているので、今後保険料に影響が出るくらいまで減少することを期待しております。


若者が好む車や運転の傾向

最近は若者の車離れが進んでいると言われて久しいですが、その中でも車を買う若者はどのような車を好んで購入しているのでしょうか。

バブル時代に20代、30代を迎えている人はスポーツカーや高級車を好み、車をファッションの一部として良いものを購入する傾向がありました。

しかし、2000年代に20代、30代を迎えた若者は軽自動車やコンパクトカーなどが人気となっている傾向があり、ファッションとしてというよりは車の機能性を重視して燃費や価格などが良い車が選ばれているようです。

若者の収入の減少や、車の維持費の高騰、ガソリン価格の高騰、車以外の交通機関の発達などによって、相対的に車の魅力は落ちてきていて、若者の嗜好の変化などもあってスポーツカーや高級車は好まれなくなり、軽やコンパクトカーが選ばれているのですね。

若者はもともとスピード違反をはじめとした危険な運転をする傾向にあり、そのことから死亡事故の原因となるのは若者の運転する車が多く、その結果自動車保険の保険料も若者は高くなっていました。

最近も大きくはその傾向に変わりありませんが、高齢者ドライバーの増加などで、高齢者が事故の原因となることも増え、相対的に若者の自己への関与率は下がってきています。

この傾向が続けば、今後は若者だからといって保険料が高くなる現在の自動車保険の保険料体系も見直されるかもしれません。


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