座席別のシートベルト着用率と後部座席の着用率の低さ

公開日:2015年10月25日

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2013年の11月に毎年行われているJAFと警察庁合同のシートベルトの着用率の調査結果が発表されました。

運転席・助手席・後部座席のそれぞれの一般道、高速道路におけるシートベルトの着用率は以下の通りです。

■座席別のシートベルト着用率(2013年調査)

座席 一般道 高速道路
運転席 98.0% 99.4%
助手席 93.9% 97.9%
後部座席 35.1% 68.2%

出典:JAF WEBサイト


いまだに低い後部座席のシートベルト着用率

昨年の結果と大きくは変わりませんが、運転席・助手席は一般道、高速道路ともに着用率が90%を超えているものの、後部座席は高速道路で68.2%、一般道ではなんと35.1%という低さです。

ご存知の通り、後部座席のシートベルトは2008年に着用が義務付けられました。

義務化直後は大きく着用率が上がりましたが、その後は伸び悩み現在に至っています。

過去の推移は以下のJAFの資料抜粋をご覧ください。

■座席別のシートベルト着用率推移
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出典:JAF WEBサイト

シートベルトの着用をしていないと違反の対象となり1点減点となりますが、運転席、助手席が一般道、高速ともに1点減点となるのに対して、後部座席のシートベルト未着用で減点になるのは高速道路のみです。

一般道も着用は義務づけられていますが、捕まっても減点の対象とならないのが現状です。

JAFの見解にも「一般道路の後部座席シートベルト非着用の危険性が、認識されていない」とありますが、まさにその通りです。

高速道路では減点されるからシートベルトをしているというのが上記のデータからわかる悲しい現実でしょう。

後部座席のシートベルトの義務化から5年以上たちこのような状況であれば、減点対象の拡大も検討してもよいのではないかと思います。

警察が一般道路での後部座席のシートベルト非着用の危険性を認識されているのであれば、一般道の後部座席のシートベルト非着用を減点の対象としてもらいたいものです。

そうすれば高速道路の着用率(68.2%)程度までは着用率が上がると思いますので早急な対応を願います。

とはいえ、最も大事なのはドライバー全体でシートベルト非着用の危険性を認識して、後部座席であろうとシートベルトをするのが当たり前の文化を作っていかないといけませんね。

  • 運転席のシートベルト着用率は一般道98.0%、高速道路99.4%
  • 助手席のシートベルト着用率は一般道93.9%、高速道路97.9%
  • 後部座席のシートベルト着用率は一般道35.1%、高速道路68.2%


シートベルトの安全への影響

シートベルトは装着していることで、事故時の車外放出の確率が低くなるので、事故時に死亡事故となる可能性を下げます。

つまり、シートベルトは事故を起こさないためのものではなく、事故を起こした時に被害を最小限とするための安全装置であるといえます。

死亡事故全体における車外放出による死者は全体の10%程度ですが、車外放出で死亡した人たちの8割以上はシートベルトを着用していない人たちでした。

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出典:JAF

死亡者全体から見ると車外放出により死亡した人の割合は多いと言えませんが、シートベルトをしていれば車外放出されずに命が助かる可能性があったと考えると、シートベルトをしない理由がありませんよね。

後部座席でも関係なく、運転席・助手席と同じくらいの車外放出のリスクがあります。

現在、一般道での後部座席に乗っている人のシートベルトは着用を義務付けられていませんが、自分の大切な人が乗る車では、後から後悔をしないよう必ずシートベルトを着用させるよう心掛けたいですね。


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